論理エンジンスパイラル(小学生)/塾長ブログ
皆さんこんにちは。
文章を読む時に「主語」、「述語」といった文の要点をつかみながら読んでいますか?テストの時など、ただ何となく読んで、何となく答えていませんか?国語はセンスの科目と言う方や、たくさん本を読めばできるようになると言う方がいますが、そうではありません。言葉と言葉のつながりや、文章の論理構造を理解し、それを意識しながら読むことができるようにならないと実際の点数には結びつきません(つまり論理的に文章を読む)。
国語(学校の定期テストではありません、入試など初見で解く問題です)で点数を取るには正しく勉強しなければなりませんが、そもそも国語の勉強方法がわからないといった方(生徒、保護者様)がほとんどだと思います。保護者様はご自分でも国語を勉強した経験がないので、その重要性を認識できていないのかもしれません。だから国語は常に後回しで、「日本語だから何とかなるでしょ?」といった考え方の方が非常に多いのではないでしょうか。なぜ全科目の土台とも言うべき国語という科目を後回しにしてしまうのかが理解できません。
勉強が苦手な子ほど国語はしっかり勉強すべきだと私は思います。なぜなら、勉強が苦手な生徒のその原因は国語の力(主に読解力)が不足しているからだと思うからです。国語は他の科目に比べて成果(結果)が出るのに時間がかかると思われているかもしれませんが、根本原因を何とかしない限り、数学や英語などいくら勉強してもなかなか結果には結びつきません。そうであれば、まずは国語力をつけてから数学、理科、社会などといった他の科目に取り組むとか、同時進行で進めていくべきなのではないかと思います。(切り捨てるのではなく)
当塾で扱っている「論理エンジン」(小学生は論理エンジンスパイラル)は簡単に言うと、一文一文の構造を理解するところから、文章を正確に読み解く力(読解力)をつける「言語プログラム」です。単に国語力をつけるといった言葉で表すことができないたくさんのオリジナルメソッドが詰まっています。これに時間をかけて取り組むことで国語の力もしっかり付いてきます。
学校で勉強しているような国語の授業とは異なる勉強方法ですが、この教材にしっかり取り組むことで、論理的に文章が読めるようになります。だから、結果的に国語の点数(他の科目の点数も)が上がったり、正しい文章が書けるようになります。これは大人になってこそ使える力となります。是非将来を見据えた勉強をさせてあげてください。(ご自分のお子様に)
「知の巨人」と言われる佐藤優氏が以前出口先生(論理エンジンの開発者)との対談の中で、出口先生の書いた大学入試向けの市販教材(出口汪 現代文講義の実況中継)は受験生のみならず、社会人の学び直しにもとても有益な書籍であると評価されておりました。実際ご自身も取り組まれたそうです。保護者の方でも一度出口先生の書籍(小学生向け~高校生向けまで多数あります)を使って勉強してみていただくと、「国語はセンスだとか、所詮日本語だから・・・」という考えにはならないと思います。
以下は小学生(目安は4年生)の論理エンジンの実際の学習内容です。
※塾や学校にしか卸していない教材なので、書店では購入できません。
[2024-04-25]