学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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自塾の国語の教え方/塾長ブログ

近隣小学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ

 

皆様こんにちは!

 

今日は自塾で「国語」(論理)を勉強する際に使用している教材の紹介になります。特に小学生をお持ちの保護者様へのご案内です。

 

塾で国語を勉強するというと、一般的には学校の教科書に準拠したテキストを使用し、教えることが多いと思います。

なぜなら、国語において何か一貫して教え方を決めてやっている塾が少ないからだと思います。

しかし、これだと学校で勉強したことをなぞっているだけです。

 

これでは初めて見た文章を正確に理解する力や論理的な読解力や文章力を身に付けることはできません。

 

だから、「学校のテストはできるのに、学力テストとかになると全然点数が取れない」といったことが発生してしまいます。

 

これは小学生に限らず、中高生にも同じような傾向があります。

まずは正しく読む方法を小学生のうちからしっかり身に付けていただきたいと思っています。

 

自塾の小学生は100%国語に関係する勉強を行っています。(私の考え方だけでなく、保護者様からの要望としても多くあります)

 

小学生が100%国語に関連する学習を行っているということは、それだけ大事だという認識を持っている保護者様だと言えます。それは正しい理解だと思います。

 

なぜなら国語を勉強する理由は、こちらのブログで何度も書いておりますが、全ての教科の土台になっているからです。

 

数学、理科、社会どの科目も日本語で学ぶわけです。だから教科書が正しく読めませんとなれば、その結果自分で勉強しようとしても教科書の内容が理解できないので、勉強嫌いになります。

これではいくら「勉強しなさい」と保護者様が言ったとしても勉強するはずはありません。

だから、テストで点数が低くなるのは当然の結果となります。

 

それなのに、数学や英語が苦手だから塾で数学や英語を勉強させようとしても、簡単には身に付きません。

 

小学生に限らず中学生の保護者様の中で、「勉強が苦手」というお子様をお持ちの保護者様は、「何でうちの子は勉強が苦手なんだろう?」と、本当の理由や原因がどこにあるのか探っていただきたいと思います。

 

そうすれば、自ずとやるべきことが見えてくるようになると思います。

 

 

自塾で使用している教材はこちらになります。

 

 

※こちらは塾専用の教材なので、書店等では入手できませんが、「出口汪(でぐちひろし)先生」は市販の教材を多数出版されている方なので、類似品は購入できます。

 

論理エンジンスパイラルとは

言葉を獲得し成長する小学生の時期に、楽しみながら「論理」を学び習得できる唯一の教材です。

小学生の時期は、学校で「ひらがな」・「カタカナ」・「漢字」を習わせる、言語習得のためのとても大事な期間です。

この『論理エンジンスパイラル』は、小学生低学年からでも楽しんで「論理」に触れられるよう開発した教材です。

 

ただ単に言葉を知識として覚えるだけでなく、並行して論理的な言葉の使い方をしっかりと学ぶことで、今後必ず必要となる「論理的読解力・思考力・表現力」を飛躍的に伸ばすことができます。

 

さらに、情報を精査し、思考し、相手に分かりやすく伝える力は、大学での学びや社会人での仕事の場においても必要です。つまり、人生を生き抜く力を小学生のうちから育む教材が、この『論理エンジンスパイラル』なのです。

 

文の要点

文の要点とは、主語・述語(・目的語)であり、特に述語に強調したいポイントがきます。主語と述語を正しくとらえることは、文の要点を正しく把握・認識することにつながります。

『論理エンジンスパイラル』では、主語・述語・目的語を文法知識として理解させる前に、〇△□の形で当てはめて学習します。
色と形で直感的に主語や述語の場所を身につけさせた後、それぞれにかかる修飾語などを学習し、「言葉はすべてつながっていて、骨格となる〈要点〉と〈飾り〉とがある」という意識を持たせます。

 

イコールの関係

筆者の主張A=A’具体例・体験・引用・比喩など

「イコールの関係」を理解すると、説明文の読解で筆者の主張を読み取ったり、比喩表現や引用文による言い換えを見抜いたりする力が飛躍的に向上します。

はじめは「単語」レベルから、「まとめる言葉」と「くわしくする言葉」という概念を学びます。
抽象度により階層が違う『言葉のピラミッド』に単語を当てはめたり、『仲間の言葉』のカードを見つけたり、遊び感覚で出来る練習から、一文と一文との論理的関係、文章の中での論理的関係と、徐々に学習難易度を上げていきます。

 

対立関係

筆者の主張A⇔B対立するもの・比較するもの

筆者は、主張を際立たせるために、あえてそれとは反対のものを持ち出して比較することで、よりわかりやすくすることがあります。比べることによって「言いたいこと」を強めるのが対立関係です。

対立関係も、はじめは「単語」レベルで「反対の意味の言葉」を探す訓練から始めます。そして、徐々に文章を長くしていき、文章の中での対比、対立関係を見抜けるようにしていきます

 

因果関係

A→B(AがあったからBが起こった)
B←A(Bが起こったのはAがあったからだ)

因果関係とは、「原因と結果」を示す関係のことです。
因果関係の力は、入試において年々比重を増している小論文などで、自分の主張をしっかり表現するための必須能力です。
欧米では、自分の意見(主張)の後に「because」と必ず「理由」をつけます。
この力を身につけることができるようになれば、論理的な表現力、記述力が飛躍的にアップします。

 

 

このように、文章を読む上で何が重要か身に付けていくものです。レベル1~ありますので、小学校低学年から学び、身に付けることができます。

しかし、1年くらい続けたからと言って、簡単に身に付けられるものではないと思います。

だから、できるだけ長く時間をかけてゆっくり学んでもらいたいと思います。

是非小学生のうちから取り組んでいただきたいと思います。

[2024-08-24]