中学3年生から2年生へのアドバイス/塾長ブログ
【定期テストで結果を出す生徒の勉強法とは?~先輩のアドバイスより~】
近隣小中学校(渋川・榛東・吉岡)に通うお子様をお持ちの保護者の皆さまへ
こんにちは、うえだ未来塾です。
昨日、授業の合間に中学2年生と「3学期の期末テスト」の話をしていたときのこと。
ある生徒が「450点を取りたい!」と目標を口にしました。
とても素晴らしい意欲です。
そこで、「どうしたらその点数に届くのか?」という疑問を、実際に塾内最高得点(477点)を記録した中3生に聞いてみることにしました。
その中3生からは、とても実践的で説得力のある話が出てきたので、今回はそれをブログでシェアさせていただきます。
■ 先輩のアドバイス①
「学校のワークは授業の復習として毎日やるべし」
学校の授業が終わったその日に、その内容に対応するワークをすぐに解いて復習。
こうすることで、「わからないところをそのままにしない」状態をつくることができます。
「ワーク=提出物」ではなく、「ワーク=日々の学習道具」として使っている点が大きな違いです。
■ 先輩のアドバイス②
「テスト2週間前からの勉強では遅い」
特に期末テストは、5教科+副教科(4教科)の計9教科。
2週間前から取りかかっていては間に合いません。
この先輩は、「2週間前の時点で、ワークや教科書の問題を2周終わらせておくこと」を意識していたそうです。
そうすれば、テスト直前は「苦手分野に集中できる」「暗記中心の副教科にもしっかり時間が取れる」といったメリットが生まれます。
■ 先輩のアドバイス③
「先生ごとの出題傾向を把握すること」
テストは、ただ勉強すればいいというものではなく、“出される問題に的を絞って”勉強することが重要です。
ある先生は「ワーク中心」、別の先生は「教科書から細かく出題」など、出題スタイルには特徴があります。
それを普段の授業や過去のテストからしっかり見極め、重点的にどこをやるべきか考えて取り組むことが、得点アップのカギになるとのことでした。
■ 実力テストには“別の力”が必要
最後にその中3生が言った言葉がとても印象的でした。
「定期テストで良い点数を取るのは、今話したことをやればできる。でも、実力テストはそれだけでは太刀打ちできません」
これはつまり、テスト直前だけの勉強ではなく、日々の積み重ねが本当に大切だということです。
これを聞いた中学2年生たちは、目を輝かせて「良い話を聞けた」と嬉しそうな表情をしていました。
■ 最後に
塾の先生が言うよりも、実際に努力して結果を出している先輩の言葉は、生徒にとって何倍も響きます。
今回の話は、成績アップを目指すすべての中学生にとって参考になる内容だと思います。
ぜひこのブログを読んでくださった保護者の皆さまも、お子様と一緒にこの内容を振り返ってみてください。
「やり方を知ること」
「目標に向かって動き出すこと」
この2つが、これからの学びの第一歩になるはずです。
[2025-01-10]