2025年(2024年度)公立高校入試の詳細(平均点等)が発表になりました/塾長ブログ
~数字の裏にある“高校受験の現実”とは?~
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川吉岡榛東エリア)
こんにちは、うえだ未来塾です😊
今日は、4月22日(月)に発表された「2025年度 群馬県公立高校入試」の結果について、簡単にお知らせします。
詳細な分析や受験の傾向については、**7月開催予定の『高校入試保護者勉強会』**にて詳しくお話させていただきますが、まずは気になるデータを一緒に見ていきましょう。
◆ 基本データ(2025年度入試)
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募集定員:11,435人
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受験者数:11,461人
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倍率:1.00倍
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合格者数:10,732人
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合格率:93.6%(=不合格率6.4%)
一見すると「倍率ちょうど1.0倍だから、ほとんど受かるのでは?」と思われがちですが…
実は、約6.4%の生徒が不合格という結果に。これは100人中6~7人が不合格になっている計算です。
もちろん、これは平均的な数字であり、地域や志望校によって差があります。特に人気校では定員オーバーによる不合格が多く発生しているのが現状です。
◆ 平均点の推移(昨年との比較)
教科 | 昨年 | 今年 |
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国語 | 60.2点 | 60.1点 |
数学 | 52.8点 | 55.6点 |
英語 | 44.9点 | 55.1点 |
社会 | 54.0点 | 60.1点 |
理科 | 57.5点 | 54.5点 |
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5教科合計(受験者平均):265.6点 → 287.5点
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5教科合計(合格者平均):273.3点 → 288.6点
◆ 今年の入試の印象は?
特に目を引いたのは**英語の平均点の大幅アップ(+10点以上)**です。
これは、昨年がかなり難しかった反動で、今年はやや易しめの問題になったためと思われます。
実際、受験した生徒からも「今年は解きやすかった」という声が多数ありました。
他の教科は、大きな変動はなく、ほぼ例年通りといった印象です。
また、合格者と不合格者の点数差も小さくなり、ボーダーライン上での競争が激しくなっている可能性も考えられます。
◆ 今後に向けて
このように、「定員ピッタリ=安心」というわけではありません。
数字の裏側をしっかり読み解くことが、受験対策には不可欠です。
うえだ未来塾では、7月に開催予定の
📘**『公立高校入試のポイント保護者勉強会』**
にて、実際の問題分析や、来年度以降の傾向と対策についても詳しくお話いたします!
日程が決まり次第、ご案内いたしますので、ぜひご参加ください😊
まとめ
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「倍率1.00」でも6%以上が不合格
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英語の平均点は10点以上アップ
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合格ラインが読みにくくなってきている
今後の受験に向けて、早めの情報収集と戦略立てがますます重要になります。
迷っている方、心配な方はぜひ、私たちにご相談ください!
[2025-04-28]