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「国語の点数が伸びない…」と悩む保護者様へ/塾長ブログ

「国語の点数が伸びない…」と悩む保護者様へ

〜根本的な理由と、本当に効果のある対策とは〜

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。

今回は、「国語の点数がどうしても上がらない」という保護者様(生徒)からのご相談に対して、少し長めに、でもできるだけわかりやすくお話しさせていただきます。


◆ 「国語だけが安定しない」お子様が多くいます

うえだ未来塾にはさまざまなお子様が通ってくれていますが、その中でも意外と多いのが、

  • 「国語だけが低い」

  • 「他の教科はいいのに、国語の点数に波がある」

といったご相談です。

特に、5教科で400点以上を取るような、いわゆる“上位層”のお子様ほど、国語に対して苦手意識を持っていることが少なくありません。

これは決して珍しいことではなく、「国語」という教科の特性に深く関係しているのです。


◆ 国語は「できているつもりになりやすい」教科

数学や英語は、分からないものは「解けない」とはっきり分かります。
しかし国語は、

  • 「なんとなく読めた気がする」

  • 「多分これが正解だろう」

といった“曖昧な理解”でも選択肢を選べてしまうため、
実は「分かったつもり」「解けたつもり」が非常に起こりやすい教科です。

また、点数が安定しない大きな理由の一つに、

・設問の文章の言い回しや聞き方が毎回変わる
・本文も毎回初めて読むものばかり

という「慣れ」のききにくさがあります。

つまり、ただの暗記や反復だけではなかなか成果が見えにくいのが国語という教科なのです。


◆ 「本を読めば国語力はつく」は、半分正解・半分不正解

よくあるアドバイスとして、「読書をすれば国語が伸びる」という言葉があります。

確かに、読書習慣があるお子様は語彙も豊富で、文章に慣れている傾向はあります。
ですが、それは“すでに本が好きな子”だからこそ可能なアプローチです。

いま現在、国語が苦手で点数が取れないというお子様に対して、
「本を読みなさい」「新聞を読みなさい」というアドバイスは、逆効果になる場合もあります。

これは、泳げない子にいきなり「海に入ってこい」と言っているようなものです。


◆ 勉強を通じて国語力を伸ばす方法がある

ではどうすればよいか。
私は「勉強を通じて国語の力を伸ばす」ことが、一つの現実的な解決策だと考えています。勉強が得意なお子様の場合は「読書しなさい」ということより「国語の勉強をしよう」の方が取り組みやすいのではないかと思います。

国語も言語である以上、英語と同じように、

  1. 語彙力(単語力)

  2. 文法力(文の構造理解)

  3. 論理力(文と文のつながりを読み解く力)

この3つの力が重要です。

英語を学ぶ際、「英単語→文法→長文読解」という流れで進めますが、国語でも同様のアプローチが可能です。


◆ うえだ未来塾でできる国語の新しい学び方

当塾では、以下のような教材・講座を用意しています。
「本を読めない子でも、語彙力・読解力を育てる」ことを目的としています。

● 新国語講座(日本速読解力協会・SRJ)

語彙・文法・読解をバランスよく学べる教材で、タブレットを使って進めます。
自分のペースで取り組めるため、勉強が苦手な子でも取りかかりやすいのが特徴です。

● 速読解力講座(日本速読解力協会・SRJ)

読書スピードや処理スピードを高める訓練を通して、テスト中の「読み切れない」「時間が足りない」といった問題を改善できます。

● 論理エンジン(出口汪先生監修)

より高度な「論理的読解力」を鍛える教材です。高校入試・大学入試を見据えた対策にもなります。国語力の基礎ができてきた中学生には特におすすめです。


◆ 国語力はすべての教科に影響します

国語の力は、単に国語の点数だけの問題ではありません。

  • 英語の長文

  • 数学の文章題

  • 社会・理科の記述問題

すべて「文章を読む力」が求められます。
つまり、国語力の強化は、5教科すべての底上げにつながるのです。


◆ 最後に

「国語の勉強の仕方がわからない」
「読書が苦手で、国語がずっと低迷している」
そんなお悩みをお持ちの保護者様、お子様へ。

国語は、伸びるのに時間がかかる教科ですが、正しい方法で積み上げれば伸びます。
そして一度身につけた力は、一生の武器になります。

うえだ未来塾では、そうした国語の力を基礎から丁寧に育てていく学習を提供しています。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

[2025-07-10]