「勉強耐力」は早くから育てるもの/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。うえだ未来塾の上田です。
高校入試(公立)まで半年を切りました(私立は約4ヶ月)。中学3年生にとっては、まさにここからが正念場です。
ただ、今日私がお伝えしたいのは「今この瞬間だけ頑張れ」という話ではありません。
これから必要なのは 『勉強耐力』 です。
「勉強耐力」とは?
聞き慣れない言葉かもしれません。
簡単に言えば、長時間の勉強に耐え、継続して取り組む力 のことです。
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疲れていても机に向かえる習慣
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同じ問題を繰り返す粘り強さ
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集中を持続するリズム
これらを総称して「勉強耐力」と呼んでいます。
中3になってからでは遅い?
ここが一番大事なポイントです。
実際に中3生を見ていると、2時間以上勉強するのもやっと…という生徒が少なくありません。受験直前に急に勉強時間を増やそうとしても、体力も集中力も続かないのです。
一方で、中1・中2の頃から 少しずつ勉強の持続時間を伸ばす経験 を積んできた生徒は、3年生になると自然に1日4〜5時間、長期休みには1日7〜8時間も学習できるようになります。(過去最高は冬期講習期間中1日10時間学習する子もいました)
つまり「勉強耐力」は、早くから鍛え始めないと身につかない力 なのです。スポーツでいう「基礎体力」と同じで、いきなり本番直前に伸ばせるものではありません。
習慣が“差”を生む
当塾では、
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定期テスト前の通い放題(時間無制限)
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理社マラソン(1日5時間の演習)
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季節講習での「毎日勉強する仕組み」
を通じて、中1・中2の段階から勉強習慣を“型”として身につける ようにしています。
すると、3年生になった時点で「長時間勉強することが当たり前」になっており、受験期にスムーズにギアを上げられるのです。
保護者にできるサポート
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中1・中2のうちから「30分だけ」でも机に向かう習慣を作る
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短時間から始め、徐々に学習時間を増やしていく
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結果よりも「今日も机に向かったね」という行動を評価する
勉強耐力は、保護者の声かけや生活リズムづくりでも十分育てられます。
まとめ
「勉強耐力」は中3だけの課題ではありません。
むしろ、中1・中2のうちから少しずつ鍛えておくことで、受験直前に大きな差となって表れる のです。
高校受験だけでなく、その先の大学受験や社会に出てからも役立つ力です。
ぜひ今の学年から、意識して「勉強耐力」を育てていきましょう。
[2025-09-06]