私立高校入試は毎年変わる 情報を得ることが合格への第一歩/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
1週間前の話になりますが、今年もGSCさん(統一テスト実施業者)主催の「私立高校進学説明会」に参加してきました。
私は今年で3回目の参加(開校当時はコロナで開催がなかったため)になりますが、「毎年出席する意味があるのか?」と言われれば――もちろんあります。
実際に3回出席してみて強く感じたのは、毎年、各高校の入試制度や募集要項がかなり変化しているということです。
特に、当塾の生徒が多く受験する某私立高校は、ここ数年で受験の形や優遇制度の内容が大きく変わっています。
例えば、学校の成績だけでなく、英検などの外部検定の取得によって評価が上がるケースや、奨学金の対象になる場合もあります。
この説明会には約20校ほどの私立高校が参加しており(県内はもちろん、埼玉県や栃木県の高校も参加)、限られた時間の中で話を聞けるのは3~4校ほど。
どうしても、塾生が多く受験する高校を優先して回ることになります。
ですので、少し離れた地域の高校や、これまで塾生が受験していない高校の情報は得にくいのが実情です。
(実際、全ての学校を網羅しようとすると5年くらいかかってしまう計算になります。)
そのため、保護者の皆様・生徒の皆さん自身でも、志望校の説明会には必ず参加するようにしてください。
パンフレットやウェブサイトの情報だけでは分からない「学校の雰囲気」や「入試の方針」「生徒の育て方」などが、直接行ってみるとよく分かります。
また、私立高校は「A高校とB高校では全く異なる」と言っていいほど、制度・方針・校風に違いがあります。
上のお子様が受験した数年前と同じと思っていると、思わぬ変更に気づかないまま出願してしまうこともあります。
高校選びは人生の大きな分岐点の一つです。
「去年と同じだろう」「周りが行くから」ではなく、自分の目で確かめ、自分に合った高校を選ぶことがとても大切です。
私も引き続き、できる限り多くの情報を集めて皆さんにお伝えしていきます。
[2025-10-09]