特別な教材は不要:数学90点への近道/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は、数学の定期テストで高得点(90点以上)を取るにはどうすれば良いのかを考えてみます。
■ 男子は数学、女子は文系が得意になりがち?
これまでの定期テスト・実力テストの結果を見ていると、
数学は男子のほうが得点しやすい傾向があります。
順位を見ても、その傾向は明確です。
一方で、国語や社会などの文系科目は女子が強いことが多い。
こちらも順位や点数から読み取ることができます。
なぜそうなるかを考えると、
文系科目は、日頃の積み重ねやテスト前の努力が得点に反映されやすく、
そこにしっかり時間をかけている生徒が多いことが影響していると考えられます。
つまり、
女子は日々の勉強習慣が確立しているケースが多いということです。
その視点から考えると、
今回はとくに数学が苦手な女子中学生とその保護者様にお伝えしたい内容になります。
■ 高得点のための一番の近道
当たり前の話になりますが、
数学が苦手=勉強時間が十分に確保できていないケースがほとんどです。
苦手な科目ほど後回しにしたくなる心理は当然。
しかし、それを乗り越えるために必要なのは特別な勉強法ではなく、
「基本を反復し、理解し、定着させる」ことに尽きます。
① 教科書の基本例題・練習問題を理解する
まずはここが最重要。
「解いたことがある」ではなく、
“自力で再現できるレベル”まで持っていくことがポイントです。
② ワークを繰り返す
ワークは“やっただけ”では意味がありません。
同じ類題でミスしない状態まで反復しましょう。
③ 学校プリントも仕上げる
先生オリジナルのプリントは、
定期テストに直結することが多く、取りこぼし厳禁です。
ここまでできれば、
90点は狙えます。
(※ただし、極端に苦手なケースは除く)
現在70点くらい取れている生徒であれば、
正しい取り組みをすれば十分可能です。
実際、当塾でも多くの生徒がこの方法で点数を伸ばしています。
■ 特別な教材は不要
「塾で使っている教材は?」と聞かれることもありますが、
定期テスト対策において
大切なのは学校教材の徹底反復。
むしろ、これが最短ルートです。
実力テスト・統一テストでは考え方が変わりますが、
定期テストに限って言えば、
学校の教材を完璧に仕上げることが最優先です。
しかし、ワークは演習量が少ないので、上記のことをやっても余裕がある場合や100点を狙いたいといった生徒は別途問題集や塾の教材に取り組むのも必要です。
■ 90点以上を狙う生徒向けの追加
当塾では、すでに高得点が取れている生徒には、
「腕試し用プリント」にも取り組んでもらっています。
これは、
ワーク・教科書にない切り口の問題へ対応するためのもの。
難度は高めですが、
自力で挑戦 → 私が採点 → 詳しく解説
という流れで思考力を鍛えます。
■ まずは基本から
数学が苦手な生徒ほど、
難しい問題に手を出したくなりますが、
大切なのは
「基本を理解し、その考え方を応用できる状態にすること」
です。
女子で数学が得意でない、という生徒は少なくありません。
しかし、正しい手順で取り組めば、
確実に伸びていきます。
もし
「どうしても苦手で…」
「勉強のやり方がわからない」
という場合は、お気軽にお問い合わせください。
一緒に克服していきましょう。
[2025-11-04]