数字が示す「男女差」から考える、今の中学生の学習環境/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は、少しデリケートなテーマではありますが、「男女差」について触れてみたいと思います。
内容の受け取り方によっては差別的だと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これは私自身がこれまで指導してきた中で特定の学年・学校において顕著に見られた“傾向”について、客観的な数値と実感をもとに書くものです。
良し悪しを決めつけるものではなく、あくまで「こういう状況が起こる学年もある」という一つの事例として読んでいただき、お子様の教育を考える際の参考になれば幸いです。
なお、ここから述べる内容は私個人の経験に基づくものであり、特定の個人や学校を指すものではありません。
事実を単純化・誇張している部分もありますので、そのままを鵜呑みにせず、ひとつの考察として受け取ってください。
数値として見えてくる男女差
成績表には、全体順位とは別に男女別順位が記載されていることが多く、どうしても男女を分けて見てしまう場面があります。
当塾の男女比率は、年によって差はありますが、おおよそ
男子:女子=7:3〜9:1
と、かなり男子の比率が高い状況です。正直なところ、「ほとんど男子」という印象を持たれる方も多いと思います。
他塾の状況を詳しく知っているわけではありませんが、一般的には5:5や6:4程度のところが多いのではないでしょうか。
なぜ当塾は女子が少ないのか。
はっきりした理由は分かりませんが、私自身が男性一人で指導していることも、要因の一つかもしれません。年齢的にも、個別指導でよく見られる20代の大学生講師とは大きく異なります。
そのため、女子にとっては心理的なハードルが高いと感じられる可能性もあるだろう、というのはあくまで私の推測です。
男女比とテスト結果の因果関係はわかりませんが、女子は塾に通わず自分で取り組むことができるのかもしれません。
それが通塾比にも影響しているのかどうか。こればかりは調査したわけではないので、何とも言えませんが。
「異常値」と言ってもいいほどの差が出る学年
ここ数年、男女別成績を意識して見るようになったきっかけがあります。
ある学年では、男子の平均点が県平均を大きく下回り、全体平均を押し下げる一方で、女子は県平均を大きく上回り、全体の成績低下を食い止めている、という状況がありました。
他にもそれに近い傾向が見られる学校がありました。
例えば
-
男子で5位、全体順位で20位
-
女子で10位、全体順位で12位
一見すると信じがたい数字ですが、体感的にはそれに近い状況です。
これが一度きりなら偶然とも言えますが、数年のうちに複数回起きているとなると、単なる個人差では片付けられないと感じています。
原因は「性別」ではなく「環境」
誤解してほしくないのは、
「男子だから」「女子だから」こうなる
という話では決してないということです。
大きいのは、その学年・集団の中で形成される空気や価値観だと思います。
中学生という年齢は、良くも悪くも周囲の影響を強く受けます。
特に男女の関わりがまだ浅い時期は、男子は男子、女子は女子という集団意識が生まれやすく、
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勉強に前向きな空気が強い集団
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勉強を軽視する空気が広がる集団
どちらに引っ張られるかで、結果が大きく変わります。
「真面目に取り組むことが当たり前」という空気が多数派になれば、自然と全体のレベルは上がります。
逆に、「やらなくても何とかなる」という空気が広がれば、成績は下がります。
大切なのは「今、我が子がどこにいるか」
だからこそ大事なのは、
「この学年はどうか」
「男女差がどうか」
という話だけで終わらせるのではなく、
今、ご自分のお子様がどんな環境にいて、どんな影響を受けているのか
を冷静に見ていただくことだと思います。
時代は確実に変わっている
今の社会は、
「男が働き、女が家庭を守る」
という時代ではありません。
女性の社会進出は当たり前となり、能力のある人が性別に関係なく活躍する時代です。
私は、日本の将来を考えても、これからますます多くの女性が社会で力を発揮していくことが重要だと考えています。
教育の場においても、「男女」という枠で判断するのではなく、
個人としてどう成長できるか、どんな環境を用意できるか
を大切にしていく必要があるのではないでしょうか。
時代は確実に変化しています。
その変化を正しく理解し、子どもたち一人ひとりにとって最善の選択を考えることが、今の大人に求められているのだと思います。
[2026-01-23]