学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

うえだ未来塾は地元渋高出身の塾長が直接指導する学習塾です。

インフォメーション/塾長ブログ

基礎問題だらけでも平均点40点台という現実/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

 

皆さんこんにちは。

 

うえだ未来塾の上田です。

 

先日、「期始めテストの平均点が示す、学年全体の見えにくい課題」というタイトルでブログを書きましたが、今回はその内容に付随するお話になります。

テスト結果を見る際、どうしても注目されがちなのが「平均点」です。


しかし、平均点だけを見ても、実は学年全体の実態はほとんど見えてきません。

本来であれば、平均点付近に一番多くの生徒が集まるのが自然です。


ところが実際には、そうならないケースも少なくありません。

例えば、点数の低い層と高い層に生徒が集中し、その中間が少ない場合。


全体で平均すると「それなりの点数」に見えてしまいますが、実際には学力の二極化が起きている、ということもあります。

本当の課題を把握するには、点数の分布を見る必要があります。


ただ、残念ながら私が入手できるのは平均点のみです。そのため、平均点の高低から、できる範囲で課題を読み取るしかありません。


先日返却された「期始めテスト」の数学ですが、中学1年生・2年生ともに平均点は40点台後半でした。

中学2年生は県平均、中学1年生は学校平均となっています。


以前、「両方出してもらえた方が比較しやすい」と書いたことがありますが、なぜ学年によって出し方が異なるのかは正直わかりません。

ただ、はっきり言えるのは
数学の平均点が40点台である
という事実です。

これは以前からこのブログでも触れているテーマで、中学3年生の数学の平均点があまりにも低い、という問題とつながっています。


特に衝撃だったのは、平均点が38点だったときでした。

それと比べれば多少は高いですが、今回もやはり、どの教科よりも一番平均点が低かったのが数学でした。


そのため、今回も数学について掘り下げて考えてみたいと思います。


今回、中学1年生の数学の問題を実際に入手することができたため、内容を確認してみました。

正直に言うと、まず驚いたのは、
解説が一切なく、「答え」だけが書かれた用紙1枚しか配られていなかった
という点です。

「これで生徒はどうやって解き直しをするのだろう?」
率直にそう思ってしまいました。

念のため生徒に
「学校の先生が解説してくれたんだよね?」
と聞いてみましたが、返ってきた答えは「いいえ」でした。

そのため、間違えた問題について、私の方でいくつか解き直しをして解説しました。


私の塾では、中学3年生の統一テストに限ってですが、毎回必ず数学の解説を行っています。

ただ、これも簡単なことではありません。


短い時間の中で、
・易しい問題を丁寧に解説してほしい生徒
・難しい問題だけを解説してほしい生徒
さまざまな要望があります。

難しい問題に絞れば、数学が苦手な生徒には負担が大きくなります。


逆に易しい問題に絞れば、できる生徒には「簡単すぎる」と感じられてしまいます。

これは、集団指導の難しさそのものだと思います。

おそらく学校現場でも、同じような葛藤があるのだろうと感じます。


学校の先生方は、本当に大変な中で授業をされているのだと思います。


今回の中学1年生の数学の問題を見ると、大問1・大問2はほぼすべて計算問題でした。


それらがすべてできれば、確か48点ほどになる構成だったと思います(その場で配点を計算したため、多少の誤差はあるかもしれません)。

中学3年生の実力テストや統一テストでも、大問1は40点以上の配点があり、これは入試と同じ構成です。

つまり、
学年に関係なく、基礎問題だけで40点以上取れる構成になっている
ということです。

しかも中学1年生の場合、テスト全体のほぼ半分が計算問題でした。
その他の問題も、内容としてはほとんどが基礎レベルです。

正直なところ、
「これだけ基礎問題が多くて、この平均点なのか…」
と、かなりの危機感を覚えました。


日々生徒に数学を教えていて感じるのは、
数学の基本である計算問題でつまずいている生徒が非常に多い
ということです。

なぜそうなっているのか、正確な原因は正直わかりません。

このつまずきを放置したまま2年生、3年生に進めば、数学が一気に苦手科目になってしまう可能性は高いと思います。

原因が中学校にあるとは限りません。


小学校の算数に要因がある可能性も十分に考えられます。

「では、どうすればいいのか」

残念ながら、明確な答えはまだ見つかっていません。


ただ一つ言えるのは、塾としてできることは、できる限りやる、ということです。

普段の授業、
テスト前の通い放題、
季節講習での復習。

これらを通して、基礎の定着を徹底していきます。

しかし、塾だけですべての問題が解決できるわけではありません。


家庭学習での定着、継続して勉強する習慣の形成も不可欠です。


また、学校の授業にどれだけ集中して取り組めているか、という点も非常に重要です。

今回の中学1年生・2年生の数学の平均点が50点を下回っているという事実については、今後も引き続き注視していきたいと考えています。

そして当塾の生徒に対しては、日々の授業を中心に、季節講習なども活用しながら、フォローできる部分はしっかりフォローしていきたいと思っています。

[2026-02-07]