「やればできる」と思っているうちは成績は上がりません/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
「やればできる」は本当か?
年度が変わるこの時期、多くの保護者の方(在塾生以外)とお話しする中で、繰り返し出てくる言葉があります。
「やればできると思うんですよね」
この言葉、可能性としては否定しません。
ただ、そのまま信じてしまうと、かなり危険です。
点数は「気持ち」では変わらない
テストの点数は、
“やる気”や“その場の頑張り”では変わりません。
これまでどれだけ積み重ねてきたか。
ここでほぼ決まります。
特に中学3年生は、
・新しい学習内容
・中1・中2の総復習
これを同時に求められます。
この状況で「やれば上がる」と考えるのは、
正直に言ってしまえば、かなり認識が甘いです。
「やっている」の基準がズレている
中学3年生で、1日1〜2時間勉強する。
これは珍しいことではありません。
ただ、この程度で「やっている」と考えるのであれば、
それは基準がズレています。
そのくらいの学習時間は、
すでに中学1・2年生でもやっている子がいます。
つまりその状態では、
これまでの差を埋めるには不十分です。
差は、そんなに簡単には埋まらない
これまで積み重ねてきた子は、
周りが遊んでいる時間にも勉強してきています。
その差を、数ヶ月で取り返す。
現実的に考えて、簡単なはずがありません。
ここを軽く考えてしまうと、
結果が出ない理由も見えなくなります。
なぜズレが生まれるのか
実際に話をしていると、
・どのくらいの学習時間が必要なのか
・何をどこまでやる必要があるのか
ここが具体的に見えていないまま、
「やればできる」と考えているケースが非常に多いと感じます。
もし本当に、少しやれば簡単に成績が上がるのであれば、
ここまで多くの生徒が苦労することはありません。
現実には、結果を出している子ほど、
見えないところで時間と量を積み重ねています。
そしてその基準は、
多くの保護者の方がこれまで経験してきたものよりも、
高くなっているケースも少なくありません。
だからこそ、「やればできる」で止めるのではなく、
「何を、どれだけやるのか」まで具体的に考えることが必要になります。
実際に結果を出す子の共通点
それでも成績を伸ばす子はいます。
ただし、その子たちは例外なく、
・自分の現状を直視し
・必要な学習量を理解し
・やるべきことをやり切っています
「やればできる」と言っているだけの状態とは、
行動のレベルがまったく違います。
実例:結果を出した生徒は何をしていたか
実際に、過去の生徒の中には、
中学3年生の5月から偏差値を10以上上げたケースもあります。(最高で11)
ただし、その裏でやっていたことはシンプルです。
同じテキストを、半年で4周。(定期テスト程度の内容の量ではありません。中学3年間分の量を各科目4周です)
これをやり切っています。
言葉にすると簡単に見えるかもしれませんが、
実際にやるとなると、決して楽なことではありません。
それでも、こうした積み重ねを続けたからこそ、
志望校に合格できるだけの力まで到達しました。
中学1・2年生の保護者様へ
はっきりお伝えします。
「やればできる」と言っていられる時間は、
思っているほど残されていません。
中学3年生になってから慌てても、
間に合うケースは多くありません。
だからこそ、今の積み重ねが重要になります。
最後に
「やればできるかどうか」ではなく、
「どこまでやるか」です。
ここを曖昧にしたままでは、
結果はまず変わりません。
厳しい現実ですが、
これは多くの生徒を見てきての結論です。
ただし逆に言えば、
現実を受け止め、やるべき量をやり切れば、結果は変わります。
目をそらしたまま終わるのか、
ここで向き合うのか。
その差が、そのまま結果になります。
[2026-03-28]