定期テストが減った=評価も減った、ではありません/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
最近、このブログでも何度か取り上げている「定期テストの回数減少」について、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
近隣の中学校でも、これまで2学期に行われていた定期テストが「2回から1回」に変更された学校が増えています。
生徒たちの反応を見ていると、率直な感想は次の2つではないでしょうか。
- テストが1回減ったから楽になった
- でも成績はどうやってつけるの?
おそらく多くの生徒が、この両方を感じていると思います。
テストが減れば負担は減る
まず一つ目についてです。
これはそのままの話で、定期テストの回数が減れば、テスト勉強をする機会も減ります。
以前であれば、2学期には中間テストと期末テストの2回がありましたが、それが1回になれば、生徒の負担が軽くなるのは事実です。
学校側としても、生徒の負担軽減や授業時間の確保など、さまざまな理由があって見直しを進めているのでしょう。
では、成績はどうやって決まるのか?
問題はここからです。
定期テストが減ったからといって、通知表をつけなくてよくなるわけではありません。
当然ながら学校はこれまで通り評価を行い、通知表の「5」「4」「3」などを決定しなければなりません。
現在の学校評価は、
- 知識・技能
- 思考・判断・表現
- 主体的に学習に取り組む態度
という3つの観点をもとに行われています。
ただし、具体的にどのような割合で評価するのか、何点ならどの評価になるのかについては、県や学校によって考え方が異なります。
中には細かな基準を公開している自治体や学校もありますが、私が知る限り、近隣中学校では詳細な評価基準までは見えてきません。
もちろん、だからといって先生個人の感覚だけで評価しているわけではないはずです。
もしそうであれば、同じ学校でも担当する先生によって評価が大きく変わってしまいます。
そのため、公開されているかどうかは別として、学校には明確な評価基準が存在していると考えるのが自然でしょう。
定期テストの重要性は変わらないのでは?
ここで気になるのが、
「定期テストが1回減ったら、その分テストの影響力も下がるのか」
という点です。
私自身、過去に早い段階で2学期の中間テストを廃止した学校の生徒を見てきました。
その経験から感じるのは、評価の仕組み自体は大きく変わっていないように見えるということです。
もちろん内部の評価資料を見たわけではありませんので断言はできません。
しかし、通知表のつき方や学校の運用を見る限り、定期テストの重要性が急激に下がったようには感じませんでした。
評価の材料は定期テストだけではない
最近は学校全体の定期テストが減っていても、教科によっては独自にテストを実施しているケースも見られます。
私が把握している範囲でも、以前であれば定期テストとして実施していた内容を、授業内のテストや確認テストという形で行っている教科があります。
そのため、表向きは定期テストが1回減っていても、学習内容の理解度を確認する機会そのものが大きく減っているわけではないように感じます。
また、学校の評価は定期テストだけで決まるものではありません。
授業への取り組み、提出物、単元ごとの確認テストなど、さまざまな材料をもとに総合的に判断されます。
そう考えると、定期テストが1回減ったからといって、評価の機会そのものが減ったとは言えないのかもしれません。
これからは日々の積み重ねがさらに重要になる
以前は、
「定期テスト前だけ頑張る」
という勉強法でも、ある程度結果が出ることがあったかもしれません。
しかし、定期テスト以外の評価材料が重視されるのであれば、その考え方だけでは十分ではありません。
大切なのは、毎日の授業をしっかり受けること。
提出物を期限までに出すこと。
そして、学習した内容をその都度理解していくことです。
結局のところ、評価は日々の積み重ねの上に成り立っています。
「テストが減った=勉強しなくていい」ではない
定期テストが1回減ったことで、
「少し楽になった」
と感じる生徒は多いと思います。
しかし、それは決して
「勉強しなくてよくなった」
という意味ではありません。
むしろ、これまで以上に日頃の学習や単元ごとの理解が大切になっている可能性があります。
だからこそ、
「定期テストが減ったから大丈夫」
ではなく、
「日々の学習がより重要になった」
と考えた方がよいでしょう。
間もなく1学期の期末テストを迎える学校もあります。
また、間もなく通い放題期間に入る学校もあります。
学校によって時期は異なりますが、今取り組んでいる勉強の積み重ねは必ず結果につながります。
定期テストが減ったことばかりに目を向けるのではなく、日々の学習を大切にしながら、まずは目の前のテストで過去最高の結果を目指して頑張っていきましょう。
[2026-06-09]