中学3年生!油断は禁物/塾長ブログ
【結果が出ないときこそ踏ん張りどき!~統一テストから見える今後の学習指針~】
近隣小中学校(渋川・吉岡・榛東)に通学のお子様をお持ちの保護者様へ
こんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
夏休みが明け、2学期が始まりました。受験生にとってはここからが本番。
皆さんのお子様は、受験勉強、順調に進んでいますでしょうか?
◆ 8月の統一テスト結果が返却されました
当塾では、7月から毎月「統一テスト」を受験しています。
このテストは群馬県公立高校入試を想定して作問されており、出題形式もレベルも非常に実践的な内容になっています。
受験は任意ですが、できるだけ受験することをおすすめしています。
なぜなら、自分の今の立ち位置や苦手単元が明確にわかるからです。
さて、8月に実施した統一テストの結果が返ってきました。
この夏、頑張った生徒、そうでなかった生徒、それぞれの姿勢があるかと思います。
◆ 「頑張ったのに結果が出ない」こともある
この夏、1日6時間以上しっかり勉強した生徒でも、思うような結果が出なかったケースもあります。
でも、それで落ち込む必要はありません。
なぜなら、統一テストは「積み上げ型」のテストだからです。
学校の定期テストのように範囲が決まっているわけではなく、今まで学習してきたすべての内容から出題されます。
そのため、勉強したことがすぐに点数に反映されないことはよくあります。
むしろ、数ヶ月後にふと結果として表れてくる――それがこのテストの特徴でもあります。
◆ 大切なのは「結果よりも、行動」
テストの点数が気になるのは当然ですが、**点数そのものよりも「その後どうするか」**が一番大切です。
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解けなかった問題をもう一度解き直す
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苦手な単元を復習し直す
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自分の穴(抜けている知識)を知る
こうした「行動」が、やがて結果を大きく動かします。
逆に、テスト結果を見ただけで満足してしまったり、点数だけで一喜一憂して机の奥にしまってしまったりすると、それは非常にもったいないことです。
◆ 「今まで勉強できなかった」なら、今からやればいい
夏休み、「思ったほど勉強できなかった…」と感じている生徒もいると思います。
でも、大事なのは“これから”です。
たとえば、
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理科・社会など今まで手薄だった教科にしっかり時間をかけてみる
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数学の大問1(小問集合)だけでも確実に取れるよう、基礎を徹底する
これだけでも点数は十分に上がります。
実際に、数学の大問1は41点分。ここを満点取れれば、入試の平均点に一気に近づくことができます。
◆ 基礎こそ、最大の得点源
これからの統一テストや学校の実力テストは、どんどん入試に近い難易度になっていきます。
基礎ができていないと、最初の簡単な問題すら取れなくなり、点数が下がっていきます。
これは私自身、多くの生徒を見てきた中で実感している事実です。
ですから、特に今、苦手を感じている生徒ほど、**“基礎の見直し”**が最優先です。
基礎が固まれば、応用問題にも挑戦できるようになります。
◆ 過去にこんな生徒もいました
夏の統一テストで偏差値55だった生徒が、秋には偏差値62まで上がり、最終的に偏差値60以上の高校に合格したケースもあります。
その生徒は、なかなか結果が出ず、テスト後によく涙を流していました。
でも、悔しかったのは「本気で取り組んでいた証拠」。
だからこそ、その生徒の努力を私は全身全霊で支えました。
◆ 「今はできなくても、できるようになりたい」そんな生徒を応援したい
これは、うえだ未来塾の大切にしているスローガンの一つです。
頑張る生徒を本気で応援する。
時には厳しく、時には励ましながら、一人ひとりの力を伸ばしていく。
そして半年後、志望校の合格通知を手にして、笑顔で春を迎えられるように。
そのための土台作りを、今、コツコツと積み上げていきましょう。
◆ 最後に
公立高校入試まで、いよいよ半年を切りました。
ここからは「自分に何が足りないか」をしっかり見つめ直し、
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基礎の徹底
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苦手教科の見直し
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過去の結果からの改善
を意識して、毎日の勉強に取り組んでほしいと思います。
今の頑張りは、必ず半年後の結果に繋がります。
一緒に、過去の自分を乗り越えていきましょう!
[2024-09-08]