偏差値アップは偶然じゃない。積み重ねが生んだ確かな結果/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は当塾の生徒たちの「頑張り」についてご報告したいと思います。
先日、中間テストの結果をお伝えしましたが、今回は「第6回統一テスト(10月実施)」での成果です。
比較が難しい部分もありますが、7月実施の第3回統一テスト、そして学校実施の第1回実力テストなども参考にしながら、生徒たちの成績推移を見ていきます。
<5教科合計の成長>
| 比較対象 | 第1回実力テスト | 第6回統一テスト | 伸び幅 |
|---|---|---|---|
| 生徒A | 282点(偏差値52) | 396点(偏差値64) | +114点・偏差値+12 |
| 生徒B | 280点(偏差値52) | 342点(偏差値58) | +62点・偏差値+6 |
この「偏差値+12」という結果は、私が開校以来初めて目にしたほどの伸びです。
偏差値が上がるというのは、単に点数が上がったという話ではありません。
点数は平均点の変動によって全体的に上がることもありますが、偏差値は「他の受験者との相対的な位置」を示すものです。
つまり、周囲の成績が大きく変わらない中で自分だけが伸びているという“実力の伸び”を表す数字なのです。
今回、統一テストの平均点がほぼ横ばいの中で、当塾生の偏差値平均は第3回から第6回にかけて+6ポイント。
点数に換算すると、平均で50〜60点ほど上昇しています。
これはまさに「努力が結果として数値に表れた」証拠であり、全員が地道に積み上げてきた成果です。
<教科別の成長例>
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国語 61点 → 77点 +16点
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数学 54点 → 67点 +13点
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英語 67点 → 90点 +23点
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社会 54点 → 82点 +28点
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理科 48点 → 80点 +32点
特に「理科」「社会」の伸びが大きく、5教科全体の底上げにつながっています。
これらは「暗記教科」と思われがちですが、実は基礎知識の理解と読解力が問われる科目です。
<点数アップの裏にあった学び方の変化>
ある生徒に「なぜ急に社会の点数が伸びたの?」と聞いたところ、返ってきた答えは意外なものでした。
「教科書を読んでいるからです」。
実はその生徒、以前は読書が苦手で、私が「それなら社会の教科書を読書代わりに読んでみたら?」と提案していました。
それを本当に毎日続けていたそうです。暗記ではなく“読む”。その積み重ねが結果に結びついたのです。
この話を聞いたとき、正直、私も驚きました。ですが、本人がそう言うのだから間違いありません。
やはり「教科書を読むこと」こそ、すべての勉強の出発点なのだと改めて感じました。
<努力を形にする仕組み>
当塾では7月の統一テスト以降、「振り返りシート(通称:偏差値爆上げシート)」を全員に提出させています。
単なる自己評価ではなく、
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自分に今足りていないものを明確にする
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次のテストまでにどう克服するかを具体的に書く
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解き直しを必須とし、苦手単元の復習を徹底する
この“振り返りと実行”のサイクルを全員が守り抜いてきたこと。
その積み重ねが、今回の結果にしっかりと表れています。
<まとめ>
偏差値が6上がる、10上がるというのは簡単なことではありません。
周囲との競争の中で結果を出すには、日々の小さな努力を継続できるかどうかがすべてです。
今回の結果はまさに、生徒たち一人ひとりが「自分を変える努力」を積み重ねた証。
私も心から誇りに思います。
統一テスト・実力テスト合わせるとテストは残り5回ほど。そして入試本番。
この勢いのまま、さらに一段上を目指して頑張っていきましょう。
[2025-10-24]