学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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先取学習(中学数学)/塾長ブログ

近隣小中学校(渋川・吉岡・榛東)にお通いのお子様をお持ちの保護者様へ

こんにちは。
うえだ未来塾です。

新年度が始まり、今週から本格的に授業もスタートしましたね。
特に中学1年生のお子さんをお持ちの保護者様、いかがお過ごしでしょうか?

お子さんの様子を見て、「中学校の勉強、急に難しくなったなぁ…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当塾では、数学は基本的に学校の授業より少し早めに進めていく「先取り」のスタイルで学習しています。
一方で英語は、学校とは異なる独自のカリキュラムで進めています。

さて、ここ最近特に感じているのが、中1の数学でつまずく子が多いということです。
もちろん、先取り学習の影響も多少あるかもしれませんが、それ以上に気になっているのが、「内容そのものが理解できていないのでは?」という点です。

「素数」「素因数分解」など、言葉の難しさに圧倒されるのはわかります。
でも、それ以上に「教科書やテキストに書かれていることの意味がつかめていない」のではないかと感じることが増えてきました。

当塾で使っている教材は、学校の定期テストで言えば80点くらいまでを目指すレベルで、決して難しすぎるものではありません。
それでも、なぜつまずいてしまうのか?

ひとつの原因として考えられるのは、**「理解しないまま先へ進んでしまっている」**ということです。
文章をじっくり読んで、ゆっくり理解する。それだけでも理解度はぐんと変わってきます。

私が授業中に説明しても、ミスの原因を一緒に探しても、「そもそもこの単元で何を学んでいるのか」がピンときていないことが多いのです。
そうなると、どんなに解き方を教えても、結果はなかなか変わりません。

もちろん、個人差はあります。でも根本的なところにあるのは——
「読む・理解する・覚える」力が弱いのではないか、ということ。

つまり、それを支えているのは「国語力(読解力)」なんです。

書かれている内容を正しく理解する力。
これが身につけば、どの教科にも通じますし、わからない・つまずくという状況が少なくなります。
逆にこの力が弱いと、すべての教科で同じようなつまずきが起きてしまいます。

もちろん、「これが絶対に正しい勉強法だ」と言い切ることはできません。
でも、私のこれまでの経験の中で、読解力の差が、勉強全体の土台を大きく左右していることは間違いないと感じています。

特に、小学生のうちにこの「国語力」を意識して育ててあげると、中学・高校での勉強がグッと楽になります。
保護者の皆さまには、ぜひ早い段階から「読む力」を意識した学習をおすすめしたいと思います。

最後に少しだけ…。
「昔は全然理解できなかったけど、大人になってからやっと意味がわかった」
そんな経験、ありませんか?

私は、それって「読解力がついたから」だと思うんです。
あくまで私の持論ですが、「読む力」は一生モノの土台。
勉強が得意かどうかは、実はそこにかかっているのかもしれませんね。

 

[2025-04-15]