学ぶ環境はこうして作られる/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
昨日は中学3年生が第4回統一テストを受験しました。
テスト終了後には、毎回行っている「数学解説会」を実施しました。
この取り組みを始めたのは今から2年前。まだ今年で3年目です。
始めた当初から参加は自由としていました。今もその方針は変わっていません。
ただ、始めた頃は参加者がそれほど多くありませんでした。
当時は私自身も「やる気のある人だけ参加してください」という案内をしていましたし、生徒や保護者様の中にも「勉強ができる人が参加するもの」というイメージがあったのかもしれません。
しかし今年は、第3回、第4回と2回続けて参加率100%です。
もちろん偶然ではないと思っています。
生徒たちの意識が変わってきたことも一つの理由でしょう。
「できる人が参加するもの」ではなく、
「わからなかった問題を理解するために参加するもの」
という認識が少しずつ広がってきたように感じます。
そして、もう一つ理由があるとすれば、私自身の指導の変化かもしれません。
開校当初は、
「まずは自分で考える」
「わからなかったら質問する」
という考え方を強く持っていました。
もちろん今でも、自分で考えることは大切だと思っています。
ただ、実際には「わからないけれど質問しない」という生徒が少なくありませんでした。
特に勉強が苦手な生徒ほど、どこがわからないのかさえわからず、そのままになってしまうことがあります。
私は以前、「教えすぎるのは良くない」と考えていました。
今でも答えだけを教えることが成績向上につながるとは思っていません。
しかし、教えないことと、考え方を伝えないことは違います。
最近は生徒たちに、
「わからない問題はどんどん聞いていい」
と伝えています。
もちろん答えをそのまま教えるわけではありません。
「どこまで考えた?」
「なぜそう思った?」
そんなやり取りをしながら、解答へたどり着くための考え方を伝えています。
そして最後は、
「今度は自分で解いてみよう」
「家でもう一度やってみよう」
と促しています。
そうした積み重ねによって、
「質問してもいい」
「わからないことをそのままにしなくていい」
という空気が少しずつできてきたのかもしれません。
先日、甲子園で活躍した健大高崎高校の24年の積み重ねについて書きました。
うえだ未来塾はまだ6年目です。
健大高崎高校のような長い歴史には及びません。
それでも、「もっとできるようになりたい」「わからないことを解決したい」と考える生徒が増え、そのために行動することが当たり前になっていく。
そんな学ぶ環境を少しずつ育てていくことはできます。
今回の100%参加は、単に全員が解説会に参加したという話ではありません。
「わからないから聞く」
「できなかったから学ぶ」
そんな姿勢が少しずつ根付いてきた証なのだと思います。
学ぶ環境は、一朝一夕にはできません。
生徒たちの意識、保護者様のご理解、そして塾としての働きかけ。
その積み重ねによって、少しずつ育っていくものなのだと改めて感じています。
[2026-08-24]