新中学3年生へ!「定期テスト」と「実力テスト」の勉強のやり方は異なりますよ。/塾長ブログ
近隣小中学校(渋川・吉岡・榛東)に通学のお子様をお持ちの保護者様へ
こんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
先週で、ほとんどの中学校が「3学期期末テスト」を終えたようです。
まずは生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして支えてくださった保護者の皆様も、お疲れさまでした。
ただ、テストが終わったからと言って、ここで一息ついているわけにはいきません。
今週から来週にかけて、「実力テスト」が行われる学校が多くあるようです。
ここで、保護者の皆様にぜひ知っておいていただきたいのが、
「定期テスト」と「実力テスト」の違いです。
定期テストは、直近数週間〜数ヶ月で学習した内容の理解を確認する、いわば“短期記憶”型のテストです。
一方、実力テストは、半年〜1年、あるいは中3では中1からの内容まで含めた“長期記憶”型のテストになります。
よくあるのが、
「定期テストは400点取れていたのに、実力テストになると300点…」
というケース。
実はこれは珍しい話ではありません。
むしろ、かなり多くのお子様がこの“100点の差”を経験しています。
では、なぜこんなに差が出るのか。
それは、「勉強のやり方」が“短期型”に偏っているからです。
定期テストに向けて一生懸命取り組むことは、とても大切です。
しかし、それだけでは「知識の定着」や「理解の積み重ね」が不十分なままになり、実力テストや入試のような広範囲の試験では歯が立たなくなってしまいます。
これから中学3年生になる生徒は、まさにこの“積み重ね”が問われる1年を迎えます。
特に高校入試では、中学3年間の学習内容が出題されるのはもちろんのこと、実は小学校内容もベースとして試されています。
つまり、“2週間前から頑張っても通用しない試験”が、目の前に迫っているのです。
これは、決して脅しではありません。
だからこそ、保護者の皆様には「今のテストの点数」だけでなく、
「どんな勉強をして、その点数に至ったのか」に、ぜひ目を向けていただきたいのです。
この春から中学3年生になるお子様が、日々どんな学習をしているのか。
反復しているのか、復習できているのか。
一夜漬けに頼っていないか。
ご家庭で一度、ぜひ話題にしてみてください。
そして、もし少しでも不安があれば、早めに動き出すことが大切です。
高校入試までの1年間、どんな学習環境で、どんな学び方をするのか――
その選択が、お子様の未来に確実に影響してきます。
私たちもうえだ未来塾として、「積み重ねる学習」を大切にしながら、
一人ひとりに必要な力を育てていけるよう、全力で伴走してまいります。
[2025-02-26]