自分でやれるようになるから、点数が上がる。ー理社マラソンの本当の目的/塾長ブログ
近隣中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
学校によって日程は異なりますが、当塾ではテスト期間中に恒例の「理社マラソン」を実施します。
塾外生も無料で参加できる人気のイベントですが、名前の通り「マラソン」です。授業のように先生が解説してくれるわけではありません。
自分の力で最後まで走り切ること、それが最大の目的です。
内容はシンプルです。
こちらで用意したテスト範囲のプリントを解き、私が〇付けをします。
間違った問題を解き直し、再度確認する。
このサイクルを繰り返しながら、すべての範囲をやり遂げるのが「理社マラソン」です。
形式としては自学自習スタイルです。
もちろん、どうしても分からない問題は質問できますが、基本は「自分で調べ、自分で考える」。
それが本来あるべき勉強の姿だと思います。
教わるだけでは成績は上がらない
多くの生徒が学校で授業を受けています。
でも、授業を受けているのに点数が上がらないのはなぜでしょうか。
それは「自分で解けるようにしていないから」です。
授業を受けただけでは、“わかった気になっている”状態で終わることが多いのです。
テストで点を取るために必要なのは、「自分の力で解けるようにする」こと。
その力をつける練習が、この理社マラソンです。
ある程度できる生徒ほど、このマラソンの意味を理解しています。
先生の説明を聞くより、自分で解き進めるほうが何倍も力になることを知っているからです。
実際、毎回参加している生徒たちは「自分で考える力」「復習の仕方」「ケアレスミスを減らす習慣」が身についていきます。
結果として、テストの点数も安定して上昇しています。
準備は“理社マラソンの前”から始まっている
理社マラソン当日がテスト勉強のスタートではありません。
当日までに、全体の70%程度は勉強を終えておくことを目標にしてください。
そうでなければ、プリントを見ても「何もわからない」という状態になってしまいます。
その段階で焦っても、結果はもう見えています。
理社マラソンは「追い込み」ではなく「仕上げ」の場です。
ここで自分の理解を確認し、定着させ、得点力に変える。
だからこそ、事前の準備が何より大事です。
「自立して学ぶ力」を育てるために
理社マラソンの本当の目的は、“自分でやれるようになる”ための経験です。
誰かに頼らず、自分の力で乗り越えた経験は、その後の勉強に確実に生きます。
高校に進んでも、社会に出ても、最終的に必要なのはこの“自立力”です。
点数が上がるのは、その力が身についた結果。
一時的な成果ではなく、長期的に伸びる生徒になるための土台づくりがこのイベントなのです。
塾外生の参加も受け付けています。
「自分の力でやり切る達成感」を味わってみたい方は、ぜひお問い合わせください。
きっと勉強の見え方が変わるはずです。

[2025-10-28]