学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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「国語はセンス」ではありません/塾長ブログ

「国語はセンス」では伸びません

— 本当に子どもの学力を伸ばすには、まず「読む力」から —

近隣小中学校(渋川・吉岡・榛東)に通学されているお子様をお持ちの保護者の皆様へ
こんにちは。うえだ未来塾の上田です。


「文章を読むとき、主語と述語を意識していますか?」
これは、実は子どもたちに問いかける前に、大人の私たち自身も考えてみるべきことかもしれません。

テスト中、なんとなく文章を読んで、なんとなく答えてしまう。そんな様子が見られるお子さんは少なくありません。ですがこれは、「読解の技術」が身についていない証拠です。


「国語=センス」は大きな誤解です

よく「国語はセンスの教科だ」とか「本をたくさん読めばできるようになる」といった声を耳にします。でも実際には、論理的に言葉と言葉のつながりを理解しながら読む力=読解力を、正しい方法で身につけなければ点数にはつながりません。

特に入試のような“初見の文章”を読むテストでは、この力の有無がそのまま結果に表れます。
「日本語だからそのうち何とかなるだろう」と軽視されがちな国語ですが、実はすべての教科の土台となる力こそがここにあるのです。


勉強が苦手な子ほど、国語がカギになる理由

成績がなかなか伸びない子の多くは、実は国語(読解力)に課題がある場合が少なくありません。
例えば、数学の文章題が解けない、英語の文法がわからない、理科の説明が読み取れない…そんなとき、背景に「文章を正しく読み取る力」が不足していることが多いのです。

「国語は結果が出るまで時間がかかるから後回しに…」と考えがちですが、土台がないまま他教科をどれだけ頑張っても、思うような成果は得られにくいものです。


当塾の取り組み:「論理エンジン」指導

当塾では、小学生から高校生まで、段階的に読解力を育てるために**「論理エンジン」**という教材を導入しています。(小学生には「論理エンジンスパイラル」を使用)

この教材の特徴は、

  • 一文一文の構造を正確に理解する練習

  • 主語・述語・修飾関係などの「論理構造」の把握

  • 文脈を整理し、全体を筋道立てて読み解く訓練

といった、本質的な「読む力」を鍛えるステップにあります。

学校の授業や市販の問題集とは一線を画し、まさに“論理的思考”そのものを鍛えるカリキュラムです。これにしっかり取り組んでいくことで、国語だけでなく他教科の理解力・記述力も自然と伸びていくのです。


「国語の学び直し」は大人にも価値がある

「知の巨人」とも呼ばれる作家・佐藤優氏も、論理エンジンの開発者である出口汪先生の教材を高く評価し、実際にご自身で学び直しに使われたことを紹介しています。

出口先生の教材は、大学受験生のみならず、社会人の読解力・論理力の強化にも役立つとして広く知られています。保護者の皆様もぜひ、出口先生の書籍を手に取ってみてください。きっと「国語はセンス」などとは思えなくなるはずです。


最後に

国語は「目に見えづらい」教科ですが、実はすべての学習の土台。
だからこそ、お子様の未来のためにも、今のうちからしっかりとした国語力(=読解力)を身につける環境を整えてあげてほしいのです。

国語に苦手意識があるお子様も、これまでやり方がわからなかっただけかもしれません。正しい方法と継続的な取り組みで、きっと「読める・書ける」が育ちます。

興味のある方は、ぜひ体験学習やご相談にいらしてください。


※「論理エンジン」「論理エンジンスパイラル」は、塾専用教材のため書店では市販されておりません。指導付きでじっくり取り組むことをお勧めします。

 

 

 

[2024-04-25]