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「勉強しなさい」より先に確認してほしいこと/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今日は少し前にも書いた内容と重なる部分がありますが、とても大事なことなので、改めて書きます。
「塾に通っているのに成績が上がらない」
そう感じている保護者の方は少なくありません。
ですが、その原因を「塾が合っていないのでは」「もっと授業を増やした方がいいのでは」と考える前に、まず見直してほしいことがあります。
それは、学校の授業をどう受けているかです。
以前、この塾を開校したばかりの頃、ある生徒からこんな質問をされました。
「先生、僕の学校に塾に通っているのに、授業中ずっと寝ている子がいます。どう思いますか?」
その時、私はこう答えました。
「それはおかしいよね。間違っているよね。いくら塾で勉強していても、圧倒的に学習時間は学校の方が多い。学校の授業が土台になって、その上に塾があるんだよ」
私は、塾だけで勉強は成立しないと思っています。
塾は週に数回です。
一方で学校は週5日、毎日何時間も授業があります。
その圧倒的な時間を軽く見て、「塾で何とかなる」と考えるのは無理があります。
塾は魔法ではありません。
学校で聞いていないことを、全部塾だけで補うことはできません。
まず学校でしっかり学ぶ。
わからなかったところを補う。(塾が予習、学校が復習の場合もあります)
さらに理解を深める。
それが本来の塾の役割です。
つまり、
学校が土台、塾はプラスα
これが正しい形です。
その時、その生徒に私はこう聞きました。
「その寝ている子は、君より成績がいいの?」
すると返ってきた答えは、
「いえ、僕より悪いです」
やはりそうなのです。
授業中に寝ている。
集中していない。
提出物をきちんと出さない。
こういうことは、そのまま成績に表れます。
さらに言えば、内申にも影響します。
授業態度は見られています。
「寝ている」は、当然プラス評価にはなりません。
高校入試では、テストの点数だけではありません。
日々の積み重ねが評価されます。
ここを軽く見てはいけません。
一方で、今年の卒塾生でこんなことを話してくれた生徒がいました。
その生徒は、受験学年の1年間で偏差値を大幅に伸ばしました。(当塾では過去一番)
ですが、本人はこう言っていました。
「1・2年生の時は、部活中心で家ではあまり勉強していませんでした。でも、学校の授業は100%しっかり聞いていました」
これがまさに大事なことだと思います。
家で長時間勉強していたわけではなくても、学校の授業を真剣に受けていたからこそ、3年生になって本気で受験勉強を始めた時に、一気に伸びる土台ができていたのです。
逆に、家で勉強していても、授業をぼんやり受けている子は伸びにくい。
この差はとても大きいです。
もちろん、中には
「勉強がわからなすぎて授業についていけず、寝てしまう」
という子もいます。
これは前者とは全く別の話です。
こういう場合は責めるのではなく、保護者・学校・塾が早めに連携してフォローする必要があります。
ですが、
「別に大丈夫」
「塾に行ってるから平気」
この考えは危険です。
実際、保護者の方は学校でのお子様の様子を詳しく知らないことが多いです。
学校の先生も、授業中の細かい様子を毎回すべて伝えるわけではありません。
特に中学生になると、小学校ほど細かい報告は減ります。
だからこそ、
「特に連絡がないから大丈夫」
ではなく、
学校でどう過ごしているのか
を保護者の方から確認してほしいのです。
家庭学習をしない。
塾に行かせた方がいいのか悩む。
その前に、
まず学校の授業をきちんと受けているのか。
ここを見てください。
改めるべきところを改めない限り、いくら塾に通っても効果は薄いです。
まずは学校。
そして、その上に塾。
この順番を間違えないこと。
成績を上げたいなら、ここがすべてのスタートです。
[2026-05-02]