「定員割れ高校=全員合格」ではありません。一例を上げます。/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ
皆様こんにちは。
前回のブログでは中学3年生を対象とした進路志望調査の結果についてお伝えしましたが、今回は県内の高校入試に関する現状について補足いたします。
前橋・高崎方面の高校は志望者が定員を大きく上回っており、競争が激化しています。一方で、当塾がある渋川市を含む人口減少の激しい地域にある多くの高校では、定員割れが相次いでいます。実際、多くの学校で定員を満たしていないのが現状です。
しかし、「定員割れ=全員合格」という誤解は大変危険です。
昨年度の例を挙げますと、渋川高校は定員200名に対して183名が受験しましたが、合格者は165名であり、18名は不合格となりました。これは定員割れの学校でも必要な学力基準を満たさなければ合格できないことを示しています。
したがって、受験生は自分の実力に見合った学校選びをし、志望校合格に必要な学力をしっかり身につけて試験に臨むことが不可欠です。
これから受験を迎える中学3年生の皆さんは、この現状を踏まえて日々の学習に励んでいただきたいと思います。
[2024-10-30]