「“解説を読むだけ”で終わらせない学び方」/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
昨日、第5回の統一テストを実施しました。
本当に1ヶ月が経つのは早いものです。先日第4回の統一テストをやったと思っていたのですが・・・
テスト終了後には、恒例となっている数学の問題解説を行いました。これは義務や強制ではなく、自由参加のものです。
しかし、ここに積極的に参加し、疑問点を解消しようとする姿勢がなければ、次回から続ける意味がありません。しっかり意思を持って参加してもらいたいです。
この解説会はいつも1時間の予定が30分もオーバーさせて保護者様には大変申し訳なく思っています・・・
私は毎回、事前に全問を解き、生徒からどんな質問が出ても答えられるように準備をしています。(数学だけでなく、国語・英語も同様です。)
つまり、「解説をただ聞く時間」ではなく、「自分の理解を深める時間」として最大限活用してほしいのです。
しかし中には「解説を読めばわかるから大丈夫」という子もいます。果たして本当にそうでしょうか?
大切なのは「解説を読むこと」ではなく、「解説を読んで理解し、実際に解き直して正解にできること」です。ここまで到達して初めて“理解した”と言えるのです。
「読んで終わり」「聞いて終わり」では、知識は定着しません。
もしそれで十分なら、世の中の多くの生徒が簡単に成績を伸ばしているはずです。実際はそうではないからこそ、塾に通い、時間とお金を投資しているわけです。
だからこそ、解説会では 「自分の間違いを自分で直す」こと を意識してほしいと思います。
・なぜその考え方ではダメだったのか
・自分がどこでつまずいたのか
・正しい考え方にどう切り替えれば良いのか
これを質問し、吸収し、次に活かしていく。その積み重ねが、学力を確実に底上げします。
統一テストは「受けて終わり」ではなく「成績を上げるための材料」です。せっかく努力して挑んだテストですから、結果を分析し、解説を徹底的に活かすことが大切です。
私はそのための準備を惜しみません。あとは、生徒自身が「一歩踏み込む」勇気を持てるかどうかです。
[2025-09-15]