【統一テスト実施報告と模試を受ける意義について】/塾長ブログ
【統一テスト実施報告と模試を受ける意義について】
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
先日、今年度最初の「統一テスト」(第3回)を実施いたしました。
このテストは、群馬県の公立高校入試に直結する唯一の模擬試験であり、県内全体の中学3年生が同じ問題を受ける貴重な機会です。
当塾では毎年、第3回目のテストから実施しています。その理由は明確です。
第1回・第2回の模試は範囲が狭く、形式も入試本番に比べて比較的やさしいため、「たまたま点数が取れてしまう」こともあります。
しかし第3回目以降は、中学1年〜2年の学習内容が総合的に出題されたり、中学3年生の既習範囲も出題されるので、受験生にとっての本当の実力が見えてくる試験になります。
■ 模試を受ける本当の意味
模試を受ける最大の目的は「今の自分の立ち位置を知ること」です。
どれだけ勉強しても、それが志望校に届く実力なのか、自分の弱点はどこなのかが分からなければ対策のしようがありません。
加えて、模試は「目標意識を持つこと」「本番を想定した時間配分や集中力を養うこと」にもつながります。
点数や偏差値に一喜一憂するのではなく、「本番で合格するために、今なにをするべきか」を確認する機会として捉えることが重要です。
■ 統一テスト後の数学解説授業について
今回の模試終了後、昨年から取り入れている「数学限定の問題解説」も実施しました。
すべての教科を網羅してしまうとただの読み上げで終わってしまうため、あえて1教科に絞って、内容を掘り下げる形を取っています。
この時間は、1時間程度と短いですが、全体の中で特に「間違えやすい問題」や「応用レベルの難問」に焦点を当てて解説します。
自分一人では理解しづらいポイントも、その場で塾長(私)が丁寧に解説することで、確実な理解につながります。
ただし、こうした時間に積極的に残って話を聞いていくのは、やはり意識の高い生徒が中心です。
数学が苦手な生徒ほど「難しそう」と感じて帰ってしまう傾向がありますが、実はそうした生徒にこそ、ぜひ聞いてもらいたいのが本音です。
苦手な単元ほど、独学での理解は限界があります。少しレベルが高くても、「わからないなりに聞いてみる」ことが、苦手克服の一歩になります。
「できるようになる実感」を得ることで、勉強に対する前向きな姿勢も生まれてきます。
■ 統一テストは塾外生の参加も可能です
うえだ未来塾では、塾生以外の中学3年生でも「統一テスト」を受験することができます。
費用は4,000円(税込・事前支払い制)で、成績表や偏差値などは塾生と同じように返却されます。
更に私が毎回テストの状況を分析し、アドバイスも行います。
「今の自分の実力を知りたい」「どの教科をどう勉強すればいいかの指針が欲しい」と感じている中3生、または保護者の方にとっても、有意義な機会になるはずです。
■ 最後に
受験まで残された時間は限られています(約7ヶ月)が、模試を上手に活用し、自分自身を客観的に見つめながら努力を重ねることで、必ず結果はついてきます。
これから第4回、第5回…と統一テストは全9回予定されています。
当塾では、今後も数学の問題解説を中心に、模試を最大限活用できるようサポートを続けていきます。また、毎回「統一テスト」の返却時には塾長(私)が全生徒と面談します。
何が足りないのか、これからどうやって勉強していけば志望校合格に近づけるのかなど詳細に話をさせていただきます。
こういった密なコミュニケーションが「志望校合格」にとってとても重要だと考えるからです。(合格者の声の中には塾長からの勉強のやり方のアドバイスがとても役に立ったなどの声も多々あります)
受験は「情報」と「戦略」と「継続」がカギ。
一人ひとりが本番で力を出し切れるよう、今後も全力で指導してまいります。
ご質問やテスト受験のお申し込みは、お気軽にお問い合わせください。
[2025-07-14]