ここからは実戦力が勝負。入試までの3ヶ月をどう使うか/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
期末テスト前の「通い放題」で約1ヶ月ストップしていた 入試対策講座 が、今日から再開します。
ここから冬期講習や高校入試本番(私立高校)の日を除き、ほぼ毎週土曜日に入試対策講座を実施します。
私立高校入試まで約50日、公立高校入試までは約90日。
「まだ3ヶ月ある」と考えるのか、「もう3ヶ月しかない」と捉えるのかで、これからの行動は大きく変わります。
私は後者の考えです。焦る必要はありませんが、3ヶ月は長いようで、実際はあっという間。
平日は学校の授業で5~6時間、そこから確保できる勉強時間は多くて5~6時間。
実際には4時間程度でしょう。
当塾でも17時〜21時まで取り組む生徒は「よくやっている方」に入りますが、現状の得点や偏差値によっては、それ以上必要なケースもあります。
これは平日の話です。
では土日は?
土日はまとまった時間が確保できるため、やろうと思えば 10時間前後の勉強も可能 です。
当塾の土曜入試対策講座は13時〜21時(4講座)で行っていますが、受講していない時間はすべて自習に充てることができます。
結果として、8時間勉強する生徒も多くいます。
以前のブログで「時間がすべてではない」と書きましたが、この時期に限って言えば、まずは勉強時間が最優先 です。
時間が足りないことで、苦手単元の復習ができなかったり、過去問に手が回らなかったりするためです。
過去問は特に、土日のようなまとまった時間で取り組むべきものです。
「冬休みにやろう」と考えると、入試直前に発覚した弱点を復習する時間が取れません。
だからこそ、
今から毎週過去問に取り組み、冬休み前までに4年分を1周終えること。
(多くの私立高校の問題集は4年分掲載されています)
それを終えて初めて、冬休みには「苦手の再復習」「公立入試に向けた実戦演習」、そして公立高校の過去問へと進めます。1月の週末はほぼすべて過去問で埋まることになるでしょう。
そして、気づけばあっという間に2月の受験本番となります。
今から“苦手そのもの”をゼロから克服するのは、正直に言って遅いです。
ここからは インプットではなくアウトプット中心、つまりより実践的な学習に軸を移す必要があります。問題演習の量を積み、得点力に直結する学習が必須です。
残り3ヶ月(私立は2ヶ月弱)。
この期間をどう使うかは、本当に大事です。
一度、自分の学習計画を立て直してください。
塾生には個別にアドバイスします。塾外の方も、ぜひ誰か信頼できる人からアドバイスを受けながら、最短ルートで入試に向かってください。
[2025-11-22]