ルールには、理由があります。 ― 生徒のために、あえて自由にしないことがあります。/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
塾を運営していると、「もう少し自由になりませんか?」というご相談をいただくことがあります。
そのお気持ちはよく分かります。
できるだけ自由な方が、生徒にとっても保護者の方にとっても都合がいいことはたくさんあります。
私自身も、開塾当初は「できるだけ自由にした方がいいのではないか」と考えていました。
しかし、実際に運営してみると、理想と現実は少し違いました。
時間を自由に選べるようにすると、ある時間帯に生徒が集中し、別の時間帯は少人数になるということが起こります。
そうなると、質問対応や学習環境など、時間帯によってどうしても差が生まれてしまいます。
もちろん、時間を決めたからといって、その偏りが完全になくなるわけではありません。
日によって欠席者が出ることもありますし、振替授業が入ることもあります。
それでも、自由にしていた頃と比べれば、全体のバランスは大きく改善されます。
私は、この「できるだけ差を小さくする」という考え方を大切にしています。
塾は一人のためだけに運営しているわけではありません。
一人ひとりを大切にしながらも、同時に全体の学習環境も守らなければなりません。
もし一人の希望だけを優先すれば、別の時間帯にしわ寄せがいくこともあります。
結果として、誰かが不利益を受けるのであれば、それは本当に生徒のためと言えるのでしょうか。
私はそうは思いません。
だからこそ、夏期講習などは時間を決めて実施しています。
これは塾の都合を優先しているわけではありません。
できるだけ多くの生徒が、できるだけ同じ環境で学び、できるだけ同じレベルの指導を受けられるようにするためです。
一方で、「ルールだから例外は認めません」という考えでもありません。
学校行事や体調不良、やむを得ないご家庭の事情などについては、振替授業で対応しています。
また、振替が必要になることを想定して、あらかじめ予備日も設けています。
大切なのは、「自由」か「厳しいか」ではありません。
全員にとってより良い学習環境をどう作るかです。
そのために必要なルールは設けますし、必要な配慮もします。
塾のルールは、守っていただくことが目的ではありません。
「なぜ、このルールがあるのか。」
その理由をきちんと説明できることが大切だと考えています。
私自身、何かを決めるときは、必ず「なぜそうするのか」を考えます。
理由が曖昧なルールは、私自身も納得できません。
だから、一つひとつのルールには理由があります。
そして、その理由はいつも同じです。
生徒にとって、より良い学習環境をつくるため。
これからも、その考え方だけは変えずに塾を運営していきたいと思っています。
[2026-07-04]