三者面談は“学習改善の起点” 点数だけでは見えない話をする時間/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
来週末(29日(土)・30日(日))に、中学生を対象とした保護者様同席の三者面談を実施します。
うちの塾では年4回、定期テストがちょうど終わったタイミングで三者面談を行うようにしています。
これは、単にテストの点数や順位を報告するためではなく、「今の学習状況を立体的に把握し、それを次の行動につなげるため」です。
テスト結果だけでなく、普段の塾での取り組み方、家庭学習の様子、提出物の状況、学習習慣の流れなど──
これらを保護者様と共有して初めて「本当の意味での改善」がスタートします。
そのため、面談時間も自然と1時間〜1時間半ほどになります。
他塾がどれくらいの時間を取っているのかは分かりませんが、私としてはこのくらい時間をかけないと、表面的な話で終わってしまうと考えています。
点数がどうだった、良かった悪かった…という話だけでは、子どもは変わりません。
私は、学習指導において 「コミュニケーションは指導の一部」 だと思っています。
子ども自身の考えを聞き、私から見た課題を伝え、保護者様の視点も加えていく──
この三方向の情報交換が揃ってこそ、次のテストや受験に向けて「正しい努力の方向性」が定まります。
特に中学3年生は、これからの数ヶ月が受験の成否を左右します。
間違った勉強法を続けてしまうと、同じ時間勉強しても伸び方は大きく変わってしまいます。
だからこそ、今のうちに「どこをどう改善するか」を三者で明確にする必要があります。
中学1・2年生にとっても、冬休みは2学期内容を固める最後のチャンス。
ここで弱点をそのままにしてしまうと、3学期・次年度に確実に響きます。
今回の三者面談は、単なる“イベント”ではなく、
これからの学習の質を決める、大事な節目 です。
限られた時間ではありますが、ひとりひとりのこれからの学習のために、しっかりと向き合ってお話しできればと思っています。
[2025-11-21]