学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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三者面談を終えて 〜見えてきた課題と次への一歩〜/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

 

皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。

事前にご案内していた通り、10月4日(土)・5日(日)の2日間で「三者面談」を実施しました。
今回も全ての生徒・保護者様にご参加いただき、充実した時間を過ごすことができました。
お忙しい中、時間を調整してお越しいただき本当にありがとうございました。


◆ 面談の基本スタンス

面談では、私が一方的に話すのではなく、生徒や保護者様の声をできるだけ聞くことを意識しています。
とはいえ、どうしても現状の成績や学習状況の共有が中心となるため、結果的に私からの話が多くなってしまい、毎回反省しています。
それでも、ひとり一人の課題や成長の方向性を共有する時間は、やはり大切だと改めて感じました。


◆ 中学1年生:家庭学習の重要性を再確認

1年生は今回が2回目の定期テストでした。

1学期期末テストを2学期中間テストとの点数比較から話をさせていただきました。

2学期中間は1学期期末から大きく点数を下げてしまった生徒も見られ、私としても強い危機感を持っています。

過去の生徒たちは、反省を次に活かしたり、5教科にしっかり集中することで点数を上げてきました。
しかし、今年はそうした「振り返り→改善」の流れがまだ十分にできていない印象があります。

特に話をしたのは「家庭学習の大切さ」です。
塾での学習時間は週2回。限られた時間の中だけでは、成績を大きく伸ばすことは難しいのが現実です。
だからこそ、家庭での学習時間の質と量が成果を大きく左右します。

今回、面談スペースのホワイトボードには次の言葉を書いておきました。

「気づいてみたら、中1の一学期期末テストの結果が一番良かったよね」

この言葉には、「油断」や「現状維持の危うさ」への警鐘を込めています。
ここで気づけるかどうかが、今後の伸び方を決める分岐点になると感じています。


◆ 中学2年生:次のステージへの意識づけ

2年生は、これまでの1年半で定期テスト・実力テストを重ね、学力の傾向が明確に表れています。
安定して良い成績を維持している生徒もいれば、少し下がり気味の生徒、逆に上昇傾向の生徒もいます。

面談では「それぞれが自分の目標を意識して努力を続けていること」を評価しつつ、
1年半後には高校入試が迫っていることを改めて共有しました。

具体的な志望校がまだ決まっていない生徒には、これから学校で行われる進路学習の機会を通じて少しずつ意識を高めていくようお話しました。


◆ 中学3年生:入試に向けたラストスパート

3年生の面談では、実力テスト・統一テストの結果をもとに、志望校合格に向けて「何が足りていないか」「今後どう取り組むか」を具体的に話しました。

事前に提出してもらった「進路志望調査」(今回で3回目)をもとに、
併願校の選定や受験パターンの確認など、かなり実践的な内容にも踏み込みました。

この時期は焦りや不安が出やすいですが、「今、何をすべきか」が明確になることで、少しでも安心して受験勉強に集中できるようにしていきたいと考えています。


◆ 最後に

今回の三者面談を通して、生徒・保護者・塾それぞれの立場で「現状」と「次の課題」を共有できたことが何よりの収穫でした。

この面談が、今後の目標達成に向けた一歩となれば幸いです。
私自身も、皆さんからいただいたお話をもとに、今後の指導にさらに活かしてまいります。

今後も定期的に面談を継続していきますので、次回もぜひご参加ください。

[2025-10-07]