不安が少し軽くなる日。卒塾生を招いた相談会で見えたこと/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
昨日は事前にお知らせしていた通り、卒塾生(現・高崎高校1年生)を招いて「悩み相談会」を実施しました。
入試が迫るこの時期、受験生の不安はどうしても大きくなります。だからこそ、昨年度同じ受験を乗り越えた先輩の声を直接聞く機会は、とても貴重です。
当日は気づけば3時間近く。
生徒からは次々と質問が出て、まるで止まらないような濃い時間になりました。
■ 生徒から出た質問の一部
-
「国語の点数はどうすれば上がりますか?」
→(先輩)『大事なところには必ず線を引くなど自分なりに工夫しながら文章を読む。自分も前は苦手だったし、高校入学時は校内の順位も低かったけどやり続けたことで最近の模試は良くなってきました。だからコツコツやってください。』 -
「中3のとき、どれくらい勉強していましたか?」
→(先輩)『量より“毎日やること”が大事』 -
「何時に寝ていましたか?」
→(先輩)『受験期でも睡眠は削らなかった。塾の先生に言われて12時には寝るようにしていました。』 -
「私立と公立、どっちが緊張しましたか?」
→(先輩)『初めてだったので私立の方が緊張しました。緊張は誰でもするから、普段の勉強で不安を減らしてください。』
また、先輩から逆に
「英検は持っていますか?」
「得意科目は?」
といった質問もあり、双方向のやり取りで場がどんどん深まっていきました。
■ 私自身もすべて覚えていられないほど濃い時間に
私も途中で補足やアドバイスをしましたが、あまりに多くの話題が出たため、すべてを完璧には覚えきれていません。それだけ密度が高く、有益な時間だったのだと思います。
ここ最近、
・自習開校のスタート
・統一テストから見えた課題
・入試対策講座の再開
と、生徒たちにとって“本格的に受験モードへ入る時期”になりました。
こうした流れの中で今回の相談会は、ただ情報を得るだけでなく、気持ちの面を整える大切な時間にもなったはずです。
■ 実際に受験を経験した先輩の言葉の力
私立入試まで あと33日
公立入試まで あと73日
数字を見ると不安になる生徒も多いと思います。
それでも、昨日の会で多くの生徒が「自分が今すべきこと」を少しクリアに感じられたのではないでしょうか。
不安が完全になくなることはありません。
それでも、経験者の言葉に触れたことで、不安が少し軽くなった生徒は確実にいたと思います。
■ 残り日数は少ない。だからこそ大事なのは“今日”
受験までの時間は限られていますが、まだまだ伸びます。
統一テストでも、ここから最後に一気に伸ばしてくる生徒は必ずいます。
大事なのは、
今やることを一つ一つ積み重ねること。
焦る必要はありません。
でも、手を止める暇もありません。
昨日聞いた先輩の話を、今日からの行動にぜひ活かしてください。
ここからの一日一日の努力が、必ず当日の力になります。
[2025-12-08]