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中学生になってから英語でつまづく原因/塾長ブログ

【英語でつまづく前に】

小6から始める“中学英語”への準備の大切さ

近隣小中学校に通学されているお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

こんにちは。うえだ未来塾の上田です。


今回は、「中学生になってから英語でつまづく原因」についてお話しさせていただきます。

特に、現在小学6年生のお子様をお持ちの保護者様にぜひ読んでいただきたい内容です。


◆なぜ中1の英語でつまづくのか?

「中学に入ったとたん、英語がわからなくなった」
「テストで見たことのないような点数を取ってきた」
こういった声を、毎年耳にします。

その主な原因は、小学校と中学校での英語の学習内容に“ギャップ”があることです。


●小学校の英語:コミュニケーション中心

小学生の英語は、

  • 「英語で話してみよう」

  • 「聞いてまねしてみよう」
    といった話す・聞く中心の学びがメインです。

「楽しい英語」が重視され、文法や単語の暗記、書く練習などはあまり行われていません。


●中学校の英語:読み書き中心・テストで評価

一方、中学に入ると突然、

  • 英文を読む

  • 英文を書く

  • 文法を理解して使う

といった、まったく違う学習スタイルになります。

そして、定期テストはほとんどが「書く」問題。
スペルミスは減点、文法ミスも減点。当然ながら、小学校の延長では太刀打ちできません。


◆中学英語のスタートラインは、もう“そろっていない”

保護者様の世代では、英語の授業は中学から始まりました。
1年生の1学期は「アルファベットから」だったので、クラス全員がほぼ同じスタートラインでした。

しかし今は違います。

  • 小学5年から英語が教科化

  • 教科書上では600~700語の単語を習得済みが前提

  • アルファベットは「できて当然」扱い

  • 文法の基本(be動詞・一般動詞など)も前提知識扱い

この状況に、「読み書きや文法の勉強をしてこなかった子」は完全に置いていかれてしまいます。


◆つまづいたまま3年間…という現実

このようなギャップに対応できないまま中学生活が始まると、

  • 1学期の期末テストでいきなり苦戦

  • 「自分は英語が苦手だ」と思い込み

  • 3年間ずっと英語に苦しむことに…

というケースがとても多いのが現状です。


◆教科書改訂でさらに難化傾向に

2025年度は、5年に1度の教科書改訂の年。
すでに下見をした指導者の中には、「さらに難しくなっている」という意見もあります。

つまり、「スタートダッシュの準備」はこれまで以上に重要になってきています。


◆早く始めた子は、やっぱりスムーズ

当塾においても、小学生のうちから英語の読み書きをしっかり練習してきた生徒は、

  • 中学英語の導入でつまづかず

  • 定期テストでも安定した点数をキープ
    しています。

これは「もともと勉強が得意だから」ではありません。
中学に上がる前に、きちんと準備していたからです。


◆“英語嫌い”になる前に、親ができること

「英語がわからない」「テストが悪かった」
そう感じてしまった子どもは、英語への苦手意識が一気に強くなります。

それが積み重なると、英語が“嫌い”になり、勉強そのものが嫌いになってしまうことも。

だからこそ、小6の今から、あるいは小5の段階からでも、正しい準備をしてあげてください。


◆おすすめは「英語+算数」セットの準備

英語と並んで、数学も中学でつまづきやすい教科です。
特に計算はできても、「文章題」や「式の意味」がわからないという子も多いです。

そのため、中学に上がる前には

  • 英語:アルファベット・基本単語・文法の導入

  • 算数:分数・小数・割合・速さ・文章題の読み取り

このあたりを、しっかり押さえておくことが非常に重要です。


◆最後に

今のうちに、ほんの少し早く準備を始めるだけで、
中学での学習がスムーズになり、「できる!」という実感を持ってスタートを切ることができます。

勉強が得意かどうかではなく、準備をしたかどうか
それが後の学力に大きな差を生むのです。

お子様が中学英語でつまづかないよう、ぜひ早めの対策をご検討ください。

ご相談や体験授業のご希望があれば、いつでもお問い合わせください。

うえだ未来塾では、お子様の将来に向けて「先手の学び」を全力でサポートいたします。

 

[2024-10-10]