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中学1年生の数学 ― 「つまずく前に」備えるという考え方/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。

今日は 中学1年生の数学 についてお話しします。


■ 数学は「積み重ね」科目

数学は積み重ねがすべてと言っても過言ではありません。
中学生になったからといって、これまでの理解がリセットされるわけではなく、むしろ 小学生の算数の理解度 がそのまま基盤となります。

例えば、分数の計算(約分・通分)や割合の考え方。これらは中学以降、正負の数・文字式・方程式・文章題など、あらゆる場面で登場します。つまり「分かっていない部分」は確実に再び目の前に現れるのです。


■ さかのぼり学習の難しさ

では、つまずいたら小学校内容に戻ればよいのでは?
確かに正しい方法ですが、現実には簡単ではありません。

学校の授業は日々進み続けるため、復習している間に新しい内容に追いつけなくなるのです。苦手な子ほど学習スピードも遅く、復習と並行して進めるのは相当な負担となります。実際に私も指導の中で試みましたが、「追いつく」までに膨大な時間を要しました。

結局のところ、つまずく前に手を打つ、もしくは傷が浅いうちに対応すること が最も現実的で効果的だと言えます。


■ 今はまだ間に合う時期

幸い、中学1年生はまだスタートしたばかり。1学期や夏までの内容を振り返る程度であれば、比較的短時間で修復できます。(ただし、小学校内容の理解がある程度できている前提です)

今の段階で「少し怪しいな」と思う部分に気づき、早めに補強することができれば、その後の学習はぐっと楽になります。


■ 保護者の役割

塾に通えば専門的なサポートを受けられますが、当然費用もかかります。
「できるだけお金をかけずに…」と考える場合は、保護者の関わりが重要です。

具体的には、

  • 宿題や問題集を解くスピードに極端な遅れがないか見る

  • 「分かった」と言った直後に実際の問題を解かせてみる

  • 苦手そうな単元を家庭で確認する

こうした小さな関わりが「早期発見・早期対処」につながります。


■ 学力は将来の土台に

もちろん勉強だけがすべてではありませんし、高校受験が人生の全てでもありません。
しかし、高校進学後、そして社会に出てからも「基礎的な学力」が必要になる場面は多く存在します。

「今のうちに学力を固めておくかどうか」で、その先の選択肢の広がりが大きく変わってきます。


■ まとめ

中学1年生はまだまだ伸びる時期です。
だからこそ「つまずき前の対応」が大切です。小さな違和感をそのままにせず、早めに確認し、必要なら専門の力を借りることをおすすめします。

当塾では、保護者様の「ちょっと心配…」というお気持ちに寄り添いながら、無料相談や体験学習も随時承っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。

お子様の未来を見据えて、今の一歩を一緒に踏み出しましょう。

[2025-09-06]