学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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中学3年生三者面談を行いました(塾長ブログ)

先週末(10/8、9)に中学3年生の保護者様及び生徒様との三者面談(10組弱)を実施しました。平均1時間30分くらいで、長い方だと2時間くらい話をしました。主な目的の一つ目は「中間テスト結果」、「実力テスト/統一テスト結果」について私からフィードバック。二つ目は今年から公立全校で実施となった「面接」の前に願書等と一緒に提出する「インタビューシート」の書き方(生徒に事前に記入してきてもらったものを見て)について。三つ目は受験予定校(併願含む)について。四つ目は「保護者様生徒様からの質疑応答」です。中学生のお子様をお持ちの保護者様はわかっていることと思いますが、今年度から群馬県の公立高校入試は「前期試験」と「後期試験」が一本化され、前期試験の要素を引き継いだ「特色型」と後期試験の要素を引き継いだ「総合型」の2つの観点で合否を判断するという形になりました。高校によって「特色型」、「総合型」の比率がそれぞれ異なり、更に面接、調査書、学力試験の配点が学校によって大きく異なっているため、非常にわかりずらい試験だということは間違いないです。面接で「1000点」と言われてわかりますか?多分誰もその中身はよくわからないと思います。おそらく5教科合計500点なので、そこは変えられないため、比率で合わせた結果がこういうことなんだろうなとは思います。しかし、一つ言えることは、前期後期で分けていた試験は無くなっても、決して試験当日の学力テストだけで測る試験ではないということです。だから今まで通り、しっかり学校の定期テストに取り組む(課題の提出も含め)ことはとても重要だと言えます。例えば仮に試験当日の学力テストが悪くても、評定が優れていれば、それで合格できるかもしれません。1年生からの積み重ねが(群馬の場合、1年生~3年生2学期までの評定が調査書に記載されます)とても大事です。その点を踏まえてお子様のこの先のことを考えていただきたいと思います。次に「実力テスト/統一テスト結果」を踏まえての話の中では、具体的にどこの学校を受験する(したい)かについて長い時間割いた方も多かったです。今の点数(偏差値)で大丈夫なのか、もし落ちた時のための併願校はどこがいいのか?(併願校は合格しないと意味がないので、そこを大前提に考えると)についてです。私の個人的な見解としては、公立がだめだった時に入学することになるであろう学校なので、通いたいと思う高校を受験する(したい)というのは前提としてありますが、大前提としては確実に合格できる学校(限りなく100%に近い確率で)を受験すべきだということです。選びたいのはわかりますが、「多分大丈夫だろう」レベルの学校の受験は避けた方が良いと思います。確実に合格できる学校を選ぶことが最も大事だと思います。それでも可能性があるなら受けてみたいという方は併願校を2校にするという方法もありますが、数が増えればその分、過去問を解くなど時間は取られます。そのことで本命である公立高校に向けての勉強時間が削られるようでは本末転倒だと思います。色々と書きましたが、最終的に決めるのは生徒本人とその保護者になります。ただ、良いことだけでなく、リスクも取るんだということをわかった上で決めてもらいたいと思います。色々悩むのは仕方ないですが、そこに気を取られて勉強に影響するようでは困ります。「実力テスト/統一テスト結果」でまだ合格圏内でない生徒も多いです。ただ、自分で決めた第一志望(この学校に入りたい)に合格できるよう、やれるところまでとことんやって、直前のテストでも合格圏内から遠い時にどうするか考えれば良いです。今は勉強に集中!!です。

[2023-10-10]