中3に「音読トレーニング」を導入します/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
3年前の夏のこと
今から3年前、開校2年目の夏期講習のことです。
当時は中3生が1人もおらず、私は中2生の英語力アップを目指し、無料の「英語長文講座」を開講しました。
それは生徒たちが「英語の文章を前から理解しながら読めない」という課題を感じていたからです。(単語も正しく読めていませんでした)
そこで、短めの英文から少しずつ語数が増える教材を使い、内容理解・語彙の定着・音読の3本柱で指導しました。
時間の都合で全5回しかできませんでしたが、取り組んでいく中で私は大きな手応えを感じました。
「音読を軸にすれば、読む力も聞く力も同時に育つ」
この気づきが、ずっと頭に残っていました。
その後の試行と課題
その後は夏期講習から中3生にリスニング教材を導入し、「耳を慣らす」練習を続けています。
もちろん効果はありましたが、どうしても “聞けるけど、読めない” という壁にぶつかります。
やはり入試で点を取るには、「正しく速く読む力」が欠かせません。
リスニング力も、その土台に「読む力」があってこそ伸びていくと確信しました。
そこで「音読トレーニング」へ
今年は改めて、あの時の経験を形にすることにしました。
夏期講習から始めるべきだったと後悔はありますが、
9月以降、中3生に週1回、授業内で 音読トレーニング を行います。
流れは次のようなものです。
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音声を聞いて全体の意味をつかむ
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ディクテーション(聞いた英文を書き取る練習)
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10回程度の音読(声に出して前から意味を取りながら読む)
これを毎週1回(30分)行うことで、読む力と聞く力を同時に鍛えます。
音読で変わること
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英文を前から自然に理解できるようになる
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長文を読むスピードが上がる
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リスニングが聞き取りやすくなる
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語彙や表現が文脈の中で定着する
まさに、入試に直結する「本物の英語力」を作るトレーニングです。
ご家庭へのご案内(中学1・2年生の保護者様へ)
日々の学習を「やったつもり」で終わらせないために、ぜひご家庭でもサポートをお願いいたします。特に英語では 音読とリスニングの積み重ね が力の差を生みます。
当塾でも、定期テスト前に「音読暗唱大会」に取り組んでいます。この際、学校教科書に付いている QRコード音声 を大いに活用しています。音声を聞きながら繰り返し音読し、最終的に暗唱できるまで練習することで、単なる「読める・訳せる」を超えて、耳と口、さらには記憶にしっかりと定着していきます。
これは塾だけでなく、ご家庭でも取り入れやすい方法です。教科書QRコードをスマートフォンなどで再生し、短い時間でも構いませんので、 「毎日音読」 の習慣を支えていただければと思います。英語は積み重ねが命です。授業だけに任せるのではなく、日々の音読を通して「英語の基礎体力」を一緒に育てていきましょう。
最後に
3年前の夏の小さな挑戦が、今こうして形になりました。
生徒の「読めない」を「読める」に変え、そこから「聞ける」「書ける」へとつなげていく――そのために、音読トレーニングを本格的に導入します。
できることはすべてやる。
その姿勢で、今年の中3生を全力で支えていきます。
[2025-08-25]