学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

うえだ未来塾は地元渋高出身の塾長が直接指導する学習塾です。

インフォメーション/塾長ブログ

国語の力/塾長ブログ

今回はこちらの書籍の紹介となります。出口汪(でぐちひろし)先生の「子どもの頭がグンと良くなる!国語の力」という書籍になります。出口先生は受験界で知らない人はいないくらい有名な現代文の先生になります。おそらくこれを読んでいる保護者様の中にも大学受験で出口先生の参考書や問題集を使用された方もいらっしゃると思います。

その出口先生が書いたこの本はどちらかと言うと小学生以下のお子様をお持ちの保護者様に是非読んでいただきたい本です。初版は2015年なので、最近出版された本というわけではありませんが、国語を学ぶ必要性やメリットなどについて非常にわかりやすく書かれた本です。

この本を読んでいただくと、きっと「うちの子も」と当てはまることが多々あるのではないでしょうか。この本の冒頭で書かれていますが、まだ小学生以下の子は自分で学習方法を選択できない年代です。よって、保護者の方が正しい選択をしない限り、間違った勉強をさせてしまい、必要な勉強をさせないまま中学生、高校生、大人へと成長していってしまうことが考えられます。

だから是非、一度この本を読んでいただき、自分の子どもが大人になった時に必要なスキルをどうやって身に付けさせてあげることが大事なのか考えていただきたいと思います。

ここからは少し宣伝のようなことになってしまいますが、当塾では学校の勉強(定期テスト対策や受験対策)にどうしても偏りがちな勉強を、別の角度から考えてコース設計しております。例えば「速読解力コース」では、速く正確に読み解く「読解力」に重点を置いた指導に特化しています。塾と言えば5教科を教えるところというイメージが強いと思いますが、それを学ぶにも、土台がないと学ぶことができません。例えば算数や数学の文章題は「読解力」がないと、問題が聞いている内容がわからないので解くことができません。これではいくら塾に通っても、ひたすら類似問題を解いて体で覚えるような勉強になってしまいます。一昔前ならそれでも良かったのですが、小学校では5年前に教科書が大きく変化し、思考力や判断力を身に付けさせようということで、考えることが重視されるようになりました。そのため、テストや入試では一度も目にしたことのない問題が出されるので、このような勉強のやり方ではとても太刀打ちができなくなってきています。また、スピーディーに問題を処理する能力にも重点が置かれているため、入試問題の文字数の大幅なアップや、多くの資料を読ませるような問題も非常に多くなっています。

このような世の中の変化に柔軟に対応できる能力を身に付けさせてあげたいという思いで日々試行錯誤をしながら塾運営を行っています。是非一緒にお子様が社会で活躍できるような学びを考えていけたらと思っております。

 

 

 

子どもの頭がグンと良くなる!国語の力[出口汪]

[2024-04-04]