学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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基礎で6割取れるはずの英語。なぜ平均点はそこまで届かないのか/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

 

皆さんこんにちは。

 

うえだ未来塾の上田です。

 

英語学習については、以前から何度か触れてきましたが、正直なところ、今も「模索状態」が続いています。

最近、ある中学校・ある学年の期末テストの平均点が 45点前後 だったという話を聞きました。

正式な数字ではないので明言は控えますが、前回の中間テストが 49.3点 だったことを考えると、さらに下がった可能性があります。

今回のテストの配点は、大きく
「知識・技能」61点
「思考力・判断力・表現力」39点
というもので、割合としては「基礎6割・標準~応用4割」という構成です。

つまり、基礎が固まっていれば60点前後は取れる はずなのです。

にもかかわらず平均点が大きく下回るということは、
“基礎事項に対する学習の取り組みそのものが不足している”
と考えざるを得ません。

これは、当塾の生徒も例外ではありません。


■ 来年度に向けて、何を変えるべきか?

このような背景を踏まえると、来年度は英語指導にさらに何かしらの工夫を加えていく必要があると強く感じています。

しかし、単純に

  • 授業時間を増やす

  • 通塾回数を増やす
    という方向は、当然ながら費用面の負担が増えます。

保護者様にとって、それが
「本当に費用に見合う効果があるのか?」
という判断を迫ることになります。

私自身は、やろうと思えば授業を増やしていただいた分だけ授業料を上げることもできます。しかし、それが本当に保護者様にとっても価値ある選択なのかどうか。ここを慎重に考えなくてはいけないと思っています。


■ 結局のところ、鍵は「家庭学習」になる

では、どうすれば良いのか。

結論としては、どうしても
“自宅での学習をしっかり確保してもらう”
という方向にならざるを得ません。

しかし、家庭学習が安定して身につくのは時間がかかります。
「家庭学習ができるようになれば成績が上がります」
というのは簡単ですが、現実はそんなにすぐ成果が出るものではありません。

だからこそ今、私自身も
できるだけ早く結果につながる方法
を探して模索している状態です。


■ 三者面談で“保護者様の視点”を知りたい

今週末の三者面談では、これらの課題も踏まえながら、保護者様のお考えを伺えたらと思っています。

塾側から見えていることと、
ご家庭で感じていること、
お子さんの普段の様子、
英語への苦手意識、
勉強への向き合い方、
そうした“ご家庭のリアル”をお聞きすることで、新しいヒントが必ずあるはずです。

英語学習の改善は、塾だけでは完結できません。


そして、保護者様もきっと保護者様なりの考えや葛藤を持っているはずです。

来年度に向けて、何かひとつでも突破口を見つけたい。
そのための材料を、この面談で得られればと思っています。

[2025-11-25]