塾で頑張っているだけでは足りません――冬休みの過ごし方が結果を分けます/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
最近、こちらのブログの更新頻度がやや落ちています。
決して手を抜いているわけではなく、この時期特有の業務に多くの時間を割いているためです。
現在は、冬期講習や高校受験を中心に、日々準備と対応を進めています。
中学3年生は入試本番を見据えた指導を、1・2年生についても冬期講習の教材確認や授業計画の見直しなど、次につながる学習の土台づくりを行っています。
週末は「入試対策講座」や「自習開校」を実施しており、ほぼ休みなく塾を開けています。
正直なところ疲れが出てきた部分もあり、最近は軽い風邪をひいてしまいましたが、指導に影響が出ないよう配慮しながら進めています。
冬期講習を前に、現在すべての中学生と
「2学期期末テストの振り返り」と「冬休みの学習計画」についての個別面談を行っています。
テストの結果は、「頑張った」「勉強が足りなかった」で片付けてしまうものではありません。
なぜその点数になったのか、何が足りなかったのかを整理しなければ、次の成長にはつながりません。
これから冬期講習を迎えるに当たって特に1・2年生は、
「塾ではしっかり勉強している」
「講習にもきちんと参加している」
それだけで安心してしまいがちです。
しかし、実際に夏休み後のテスト結果を振り返ると、
塾では真面目に取り組んでいたにもかかわらず、家庭学習が十分に行われていなかった生徒ほど、結果が伸び悩んだというケースが多く見られました。
「塾では頑張ったけど、家では…」
この状態では、どれだけ講習を受けても成果は限定的になってしまいます。
だからこそ、冬休みは
「塾での勉強だけで満足しないこと」
が非常に重要です。
面談では、冬休みに
・何を優先して取り組むのか
・どこまで仕上げるのか(期始めテストの目標点数まで決めてもらいます)
・家庭でどの程度の学習時間を確保するのか
といった点まで具体的に確認しています。
塾では学習の方向性や課題を明確にしますが、
それを実際に積み重ねられるかどうかは、家庭での過ごし方に大きく左右されます。
うえだ未来塾の冬期講習は、10日間ほぼ毎日塾に通い、学習に取り組む環境を用意しています。
周囲の生徒が勉強している中で机に向かう経験は、学習習慣を身につける上で大きな意味があります。
一方で、ご家庭での
「今日は何をやったの?」
「宿題は終わっている?」
といった一言の声かけが、学習を継続させる大きな支えになります。
決して難しいことをお願いしたいわけではありません。
塾で頑張っていることを、家庭でも“続けさせる”意識を持っていただければ十分です。
この冬休みの過ごし方が、1・2年生にとっては今後の成績や学習姿勢を大きく左右します。
塾とご家庭が同じ方向を向いて、生徒の成長を支えていければと思います。
[2025-12-16]