夢や目標/塾長ブログ
生徒に対して、進路の話をする時に「将来の夢や目標は何?」と聞くと、「特にありません」という返答が来ます。それをどう捉えるかは自由ですが、私の個人的な見解としては、「それでどうやって自分の行きたい高校決めるの?」と思ってしまいます。全員が何かしら目標を持って進路を決めているとは思ってはおりませんが、そもそも高校は何をしに行くところなのか?と考えた時に、将来なりたい職業とか、やりたいことを叶えるために行くところなのではないかということです。そもそも高校は義務教育ではないので、絶対に行かなければならないところではありません。高校に行かなくても立派に生きている方はたくさんおられます。しかし、「今時高校くらい行かないと働くところはないよ」という固定観念のようなものに捉われ、親世代が自分の子供たちにそのように話をしているとか、周りが皆高校に進学するから自分もという考えで何となく進学しているのかもしれません。これから3ヶ月後には中学3年生のほぼ100%が高校受験をします。しかも、大半が公立高校を第一志望とし、私立を併願として受験するので、平均2校程度の高校を受験します。是非、自分が何故その高校を受験したいのかはっきりした考えを持って受験してもらいたいと思います。また、公立高校は100%面接を実施します。面接の際によく聞かれることとして「将来の夢は何ですか?」という質問があります。その際にどれだけ説得力のある話ができるかはとても大事です。内容としてはより具体的な内容です。是非その点も踏まえて色々考えた上で受験する高校を決めてもらいたいと思います。
[2023-12-01]