定期テスト5教科合計57点→202点 145点up/塾長ブログ
こんにちは!
塾のある渋川市及び周辺中学校では1学期は中間テストは行わず、期末テスト1本で成績がほぼ決まります。
その大事な期末テストまで1ヶ月を切り、塾としても「定期テスト2週間前通い放題」や「理社マラソン」に向けて生徒や保護者に案内を始めたところです。
前回のブログでも書きましたが、今回は「定期テスト2週間前通い放題」に加え、「理社マラソン」という形で生徒がしっかり勉強できる企画を新に始めることと致しました。
うえだ未来塾開校以来ずっと行ってきた「定期テスト2週間前通い放題」を有効活用し、定期テストの点数を着実に上げた生徒も多数おります。
その中の一つの事例を今回は紹介したいと思います。予めお断りしておきますが、生徒個人が特定される可能性があるため、中学校名や学年(卒塾生含む)は記載しないこととします。
その生徒は約1年半通塾をされました。入塾前の成績は5教科合計で50点程度といった状況でした。私自身も最初はどのように指導すれば良いか色々考えましたが、受験を見据えた時に、他の生徒と同じように進めていくのが賢明だと判断し、特にやり方は大きく変えませんでした。
ただ、やはりこのくらいの点数の生徒だと、1年生や、もっと言ってしまえば、小学生までの遡りが必要な場合も考えられたため、指導しながら、躓きがあればその学年への遡りをしながら、少しづつ進めて行きました。幸い、小学校の単元まで遡ったことはあまりなかったので、基本的には中学1年生の単元への遡りをするだけで対処することができました。
その生徒は他の生徒より週回数が少し多かったため、英数に限定し、中1の1学期からの復習と、その学年で習う単元を並行して進めることができました。これが他の生徒と同じように週2回といった週回数であれば、遡り学習だけになってしまったり、無理矢理何とかその学年の勉強を進めていくしかなかったと思います。
そのように通常授業は「遡り」と「その学年の学習」を進めて行きました。
これに加え、定期テスト2週間前になると、普段閉めている土日なども開校し、「定期テスト2週間前通い放題」といううえだ未来塾の「自立学習」にしっかり参加されました。体調不良等の理由がない限り、この期間は毎日通塾していたという記憶があります。部活動がある時期と、部活動が休みになる期間では学習時間は異なりますが、他の生徒が2時間やるところを3時間やったりと、他人より頑張って勉強していました。
更に、通い放題の前には予め「勉強のやり方」をまとめたものを配布したり、自分で計画的に勉強できるように「2週間前計画表」を私に提出し、私が全員分をチェックし、問題があれば修正させるといった仕組みを作っているので、元々ほとんど勉強習慣がなかったその生徒も勉強のやり方を塾で学んだり、テストの度に振り返り(テスト後、振り返りシートというものを毎回提出を義務化)をし、次回のテストに活かすという、いわゆるPDCAサイクルを回すことで、徐々に点数を上げていくことができました。
結果的に5教科合計57点が202点(145点up)まで上げることができました。
多分本人は大変だったと思いますが、人一倍その生徒は私から「勉強の進捗」や、「学習時間」などについてうるさく言われたと思います。それでもめげずに頑張って勉強に取り組むことで自らの力で結果を変えることができました。
成績優良者に比べれば、それでも半分程の点数ではありますが、私はその生徒の状況をずっと真近で見てきたので、「よくここまで上げたな」と嬉しさと驚きを覚えました。
きっと、勉強が苦手で困っている生徒や保護者様もいると思います。それでもどうやって勉強したら良いかよくわからない生徒や、どうやってやらせれば良いかわからない保護者様もおられると思います。
また、塾に通っていても何となく週2回同じ曜日に塾に通って授業を受け、どちらかと言うと「受け身」で勉強をやっているけど、成績はあまり変わらないなどといった悩みをお持ちの方もおられると思います。是非相談だけでも来てください。
きっと何かお役に立てることがあると思います。
[2024-05-22]