成績を上げたい中3生へ/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
中学3年生になって半年が経ちました。
保護者様からは
「部屋にこもって勉強しているのに成績が上がらない」
「塾に通い始めたのに実力テストの結果が変わらない」
そんな声を耳にします。
実はこれは特定のお子様だけのことではありません。
むしろ、多くの中3生に共通する“普通のこと”なのです。
成績が伸びない理由ー
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本人は「やっている」つもりでも、他の子はもっとやっている。
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やっていても「的外れな勉強法」で効果が出ていない。
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偏差値は相対評価なので、周りより速く・正しく伸びる必要がある。
「塾に通えば必ず成績が上がる」という考えは、実は誤解です。
塾はサポートをしますが、勉強の中身と姿勢を正さない限り、差は縮まりません。
そこで、偏差値を上げるには実際にどういう風に勉強を進めて行けば良いか以下にお示し致します。
成績を上げたい中3生へ(保護者様へ)
(偏差値+5~10を目指す君へ)
皆さん(お子様)の成績、偏差値は志望校合格に必要とされる偏差値(統一テストを受験している方はわかると思います)に到達していますか?もし足りていないとすると、あとどれだけ必要でしょうか?それぞれ状況は異なると思いますが、偏差値を上げるために必要な「3つのこと」をお話させていただきます。
①勉強量 ― 勉強時間を最大化せよ(勉強時間をかき集める)
・まずは「今、どれくらい勉強しているか」を計測!
・スマホ・ゲーム・テレビなど「勉強に無関係なことしていませんか?」。
・学校の休み時間・寝る前10分など隙間時間確保。
目標:現状+αの時間を増やし、全て勉強時間に充てる
② 土台をきっちり作る― 基礎(or標準)を極めよ
・難問より、まずは 基礎・標準問題集を完璧に。
・「問題集3~4周して間違いゼロに」。
・1周目:とにかく最後まで早急に終わらせる(1ヶ月目安)。時間をかけすぎない。(〇×)
・2周目:間違えた問題に集中。自力で答えられるように。(×問題と怪しい問題限定)
・3周目以降:できない問題が消えるまで反復。(×問題と怪しい問題0へ)
基礎(or標準)を徹底することが最速の偏差値アップルート!
※塾では私が指定したテキスト(生徒の学力によって変えています)に取り組んでいただきます。(家庭学習や塾の授業で)
③ 勉強の質 ― 自分の言葉で説明できるか?
・答えが合っているだけじゃ不十分。
・「なぜそうなるか」を言葉で説明できるかが大事。
・声に出す or 頭の中で解説しながら解く。
・家で保護者に説明するのも効果あり!
説明できない問題=まだ理解できていない問題
最後に
この3つを徹底すれば、偏差値5~10アップは可能!
・勉強時間を増やす
・基礎・標準を徹底的に繰り返す(生徒により基礎だけの場合もある)
・解法を言葉で説明できるようにする
①~③のことをきっちりやることで皆さんの成績は必ず上がるはずです。過去の成績を上げた生徒、成績優秀な生徒はこの3つをしっかりやり切っています。
①~③のどれか一つでも欠けていても偏差値(点数)アップは難しいです。
意外と盲点なのが③です。「これどうやって解いたの?」と聞いても答えられない場合とか、「その説明ではよくわからない」といった回答しかできない場合は類似問題を角度を変えて出されたりすると答えられない場合があります。
近年、記述問題が増えておりますが、言い方を変えると、「説明する力」を問われていることになります。
特に偏差値60以上(全体の15%~16%の層)の高校を目指すような生徒の場合、記述問題の出来が合否を分けるといったことも大いに考えられます。
特に上位校を目指すような子の場合、③を意識した勉強をしてください。
頑張りましょう!
[2025-09-08]