授業前後の“自習タイム”こそ、受験生にとって最大の武器です/塾長ブログ
【授業前後の“自習タイム”こそ、受験生にとって最大の武器です】
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者の皆様へ
(渋川・吉岡・榛東エリア)
こんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は、特に中学3年生の保護者様にお伝えしたい「授業前後の自習」についてお話しします。
■ 学校が終わってからの“時間の使い方”が合否を分ける
中学3年生になると、夏前には部活動を引退する生徒がほとんどです。(昨年からはそれまでより約1ヶ月早く引退するようになりました。早い生徒だと6月上旬)
そうすると、帰宅時間は早ければ16時半〜17時前。
では、その後の時間をどのように過ごしているでしょうか?
理想的には、
・帰宅後すぐに勉強を始める
・夕飯やお風呂をはさみながらも、夜は22時過ぎまで勉強に取り組む
…こうした「1日4時間以上の勉強」ができている生徒はどれだけいるでしょうか?
私の感覚では、10人に1人いるかどうかといったところです。
■ 家は誘惑が多すぎる?
ご家庭では、スマホ・ゲーム・テレビなど誘惑が山ほどあります。
「やるべきことはわかっている、けど気がつくとYouTubeを見てしまっていた…」
これは中3生によくある姿です。
実際、強い意志があっても、家庭では集中が続かないケースが多いのが現実です。
■ だから塾は、“勉強の場”として開け続けています
そこで当塾では、授業の前後に自由に自習ができる環境を整えています。
これは「塾に来れば、勉強せざるを得ない」空気を自然に作るためです。
もちろん、強制ではありません。
「勉強しなさい!」と私が言うことはありません。
ただ、自分の意思で「やろう」と決めた生徒が来てくれれば、それだけで充分。
実際、意欲ある生徒たちは何も言わなくても自習にやってきて、
授業と合わせて4〜5時間近く塾で勉強していきます。
ここで身に付けた勉強習慣が、家に帰ってからも自然と活きてくるようになります。
■ 目的は「習慣化」
勉強が苦手な子ほど、最初は「やる気が出ない」と言います。
でもこれは才能の問題ではなく、「習慣がない」だけなんです。
塾ではその「きっかけ」を提供し、勉強を“特別なこと”ではなく“日常”にしていくサポートをしています。
■ 入試まで残り約8ヶ月。ここからが本番です
群馬県の公立高校入試まで、残りおよそ8ヶ月弱。
「まだまだ先」と思っていた受験が、じわじわと近づいてきています。
焦る必要はありません。
でも、「今から本気になるか」が本当に重要な分かれ道です。
毎年、多くの受験生を見てきた立場から言えるのは、
「夏休み前の勉強習慣がその後の伸びに直結する」ということ。
■ 最後に
塾は「授業を受ける場所」だけではなく、
「勉強に向き合う環境」を整える場所です。
ぜひ、お子様にはこの自習時間も上手に活用してもらいたいと思っています。
私たちも、全力でサポートします。
一緒に、ここから“本気の夏”を始めましょう!
[2025-07-03]