期末テストの英語点数大幅アップ!/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は、当塾が定期テスト対策として取り組んでいる「英語教科書音読暗唱大会」について、実際に行ってみた結果とその効果について、詳しくお伝えします。
この取り組みは、今回が初の実施でした。事前にご案内させていただいたとおり、英語の定期テストに向けて、生徒たちが教科書本文を音読・暗唱する時間を塾内で確保するというものです。単なる「丸暗記」ではなく、正確な発音、リズム、イントネーションを意識しながら声に出すことで、文の構造や語順、語彙の使い方などが自然と身につくことを目指しました。
実際のところ、成果はどうだったのか?
結果として、参加した生徒全員が前回の期末テストよりも点数を上げることができました。平均で 7.8点アップ という結果です。中学1年生については、今回が初めての定期テストであったため比較対象がなく、集計からは除外していますが、それ以外の学年では「全員点数アップ」というのは非常に意味のある成果だと感じています。
もちろん、生徒数が少ないことや、他の学習との相乗効果などもあるため、すべてがこの「音読暗唱大会」のおかげだと言い切ることはできません。しかし、少なくともこの取り組みが一つの大きな要因であったことは、実感として確かにあります。
音読や暗唱は、昔ながらの学習法のように見えて、実は非常に効果の高いアウトプット型の学びです。自分の声で文章を再現しようとすることで、脳がより能動的に情報を処理する「生成的学習」が起こりやすくなり、記憶の定着も深まることが、神経科学の研究などでも明らかにされています。
また、教科書を何度も音読することで、英語の語順や構文が身体に染み込むようになります。これが、テストの選択問題だけでなく、並び替え問題や英作文問題にも効果を発揮したと考えています。
今後もこの取り組みは継続していきます。次回の2学期中間テストに向けても実施予定ですので、今回参加していなかった生徒も、ぜひ次回は参加してみてください。一緒に楽しみながら、英語力を高めていきましょう。
今回の経験から、改めて「声に出して学ぶこと」の大切さを感じています。そして、これを継続していくことが、やがて入試にもつながる基礎力の土台となるはずです。
これからも、こうした実践的な取り組みを通じて、生徒たちの学力向上をサポートしてまいります。
[2025-07-02]