本当の完走とは「解き直し」までやり切ること/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
本日、「理社マラソン」の初日(理科)が終了しました。
体調不良でお休みの生徒もいましたが、それ以外の予め参加予定の生徒は全員参加し、最後までよく取り組んでくれました。
ただし、全員が「完走」できたわけではありません。
今回の理社マラソン(今後も)における「完走」の基準は、
単に最後まで問題を解くことではなく、
“解き直しまで終えること”
としています。
これは、「同じ間違いをしないこと」まで求めているわけではありません。
現時点で力が足りていない子もいる以上、そこまでの結果を基準にしてしまうと、個人差を無視した評価になってしまいます。
ただ、解きっぱなしで終えるのではなく、
解き直しまでやり切ることで、
・自分がどこでつまずいているのか
・どんな理解が不足しているのか
を確認するところまでは、全員が最低限やるべきだと考えています。
つまり「完走」とは、
この理社マラソンで最低限必要な学習のサイクルをひと通り回し切った状態
ということです。
実際、時間内に解き直しまで終えられなかった生徒は、
学習量がまだ不足していたり、
単元の理解が追いついていなかったり、
あるいは普段の勉強の仕方が定着していないなど、
それぞれに原因があります。
昨日のブログでも触れましたが、
「やっているのにできない」子がいることは事実です。
だからこそ、“完璧さ”ではなく、
“最低限ここまではやり切る”というラインを明確にした上で取り組ませています。
残念ながら本日の理科は全員完走とはいきませんでしたが、
今日の取り組みが次につながることを期待しています。
明日の社会では、ぜひ全員が完走できるよう頑張ってもらいたいと思います。
[2025-11-08]