学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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理社マラソン完走!(一部中学除く)/塾長ブログ

近隣小中学校(渋川・吉岡・榛東)に通うお子様の保護者様へ

こんにちは。


日頃より当塾の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

先日、6月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり、1学期期末テストに向けた「理社マラソン(理科・社会特訓)」を14時〜19時で実施いたしました。

途中での入退室を認めていたため、一部の生徒は18時に帰宅しましたが、ほとんどの生徒が2日間で合計10時間の勉強にしっかり取り組み、最後までやり抜いてくれました。


本当にお疲れさまでした。

さて、ここからは少し厳しいお話になります。


今回、初めて「理社マラソン」に参加した中学1年生の多くが、「中学校の勉強の難しさ」を実感したのではないでしょうか。

「ワークはやったのに、テスト形式になると全然書けない」
「ワークの2回目も解いたのに、わからない問題ばかりで焦った」
そんな声があちこちから聞こえてきました。

これらの声は、テスト勉強の進め方や、普段の授業への取り組み方にまだ改善の余地があることを示しています。


私は以前から、生徒一人ひとりに対して日頃の勉強の方法や、テスト勉強の進め方について繰り返し伝えてきました。

テスト2週間前にお配りした「点数アップの秘訣」も、全員が目を通しているはずです。

それでも今回、「思ったように問題が解けない」「まだ理解が不十分」という声が多く聞かれた背景には、やはり中学の勉強に対する意識の甘さがあるのだと思います。

中学の学習は小学校に比べて格段に難しく、覚える内容も増えています。それにも関わらず、「テスト2週間前から勉強を始めればいい」という認識では、どうしても間に合いません。

私は「テスト2週間前から始めれば大丈夫」と言ったことは一度もなく、むしろ「その時点までに課題のワーク1回目は終わらせておくように」と繰り返し伝えてきました。実際、案内にも毎回そのように記載しています。

しかし、自分にとって都合のよいように解釈し、2週間前からようやくワークに取り組む生徒が多かったのが現実です。


このようなやり方では、高得点を取るのは難しいと、自らの経験を通して気づいてほしいと思っています。

ちなみに、過去の塾内最高点は477点(平均95点超)でした。(塾内に掲示しております)


この生徒は、入塾前より60点もアップしており、それは本人の継続的な努力の賜物です。傍で見ていて、その努力の凄まじさを実感しています。

もちろん、全員が同じ努力をしても、同じような点数が取れるわけではありません。


普段の学校の授業への理解度や、小学校時代の学習の土台にも左右されます。そのため、同じ方法で勉強しても、300点の生徒もいれば400点の生徒も出てくるのです。

「そこまで高得点でなくてもいい」という保護者様もいらっしゃるかと思いますが、たとえば250点を300点にしたい場合、その“50点分の努力”は見た目で簡単に測れるものではありません。

「努力」は数値化が難しく、自分でコントロールできるものでもありません。

それでも、少しずつ意識と行動を変えることで、確実に結果は変わってきます。

大切なのは、「今までと違う行動をすること」です。

たとえば:

  • テスト1ヶ月前からワークに取り組み始める

  • テスト2週間前までに1回目のワークを終わらせておく

  • テストまでにワークを3回繰り返す など

どんな小さなことでも構いません。前回のテスト勉強のやり方と“少しでも違うこと”をすることが成長につながります。

そして、成績の良い友達や先輩の勉強方法を真似するのも非常に効果的です。


目に見える大きな変化はすぐには現れないかもしれませんが、例えば「5教科で10点上がった」「順位が5つ上がった」といった変化は、確かな成長の証です。

その変化に自分で気づき、「もっとやらなきゃ」と感じられるようになることが、真の意味での学びのスタートです。

実際、以前は180点だった生徒が2年後には280点に、260点だった生徒が1年後には400点に伸びた事例もあります。

テストの点数を上げるために最も重要なのは、「行動を変えること」です。


教材や先生の良し悪しよりも、「どんなやり方で、どう継続するか」が成績に直結します。

当塾には、そうした変化を遂げた生徒が多数在籍しています。(過去にも)

何点取れたかも大切ですが、それ以上に「自分の力で努力し、結果を変えた」という経験こそが、何より価値のあることだと私は考えています。

そして、そういう生徒を育てられたことが、私の何よりの誇りです。

[2025-06-16]