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私立高校入試単願受験（いわゆる推薦）について①/塾長ブログ
【私立高校単願受験】農大二高の入試情報まとめ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾です。
今回は、私立高校単願受験シリーズの第1回として、「農大二高（東京農業大学第二高等学校）」の受験情報についてお伝えいたします。
私立高校入試まで最も早い学校で残り44日となりました。
特に中学2年生以下の保護者様は、今後の参考としてぜひご覧ください。
◆ 単願受験とは？
ご存知の方も多いと思いますが、私立高校の受験には「単願」と「併願」があります。
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単願受験：合格したらその高校へ必ず入学すると約束して受ける方式。推薦入試が主流。
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併願受験：第一志望は公立高校。万が一に備えて受ける方式。
単願の条件は学校やコースによって大きく異なります。
そのため、各高校の説明会や個別相談会に参加して詳細を確認することが大切です。
◆ 単願受験（推薦入試）の流れ
単願受験を希望する場合、基本的に中学校の推薦が必要になります。
毎年11月下旬頃に中学校で行われる「推薦会議」を通過することで、推薦出願が可能となります。
ただしこれは「合格の約束」ではなく、あくまで推薦枠での受験が可能になるというだけです。
実際の合否は、評定（内申点）・学力検査・面接によって決まります。
◆ 農大二高の推薦入試について
農大二高には、推薦入試対象として以下4つのコースがあります。
① グローバルコース（特殊な選抜型）
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高校2年次に1年間留学が可能（希望制、費用は自己負担）
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英検準2級以上が望ましい
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英語の評定が高いことが条件
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3教科（国・数・英）の学力試験・面接を含めた総合評価
英語に特化した進路を考えている方に向いたコースです。
② Ⅰコース（最上位・進学重視）
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最もハイレベルなコース
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国公立・難関私立大学を目指す
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評定平均 4.0以上が目安
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学力試験の得点も高い水準が必要
中学時代から高い成績を維持してきた生徒が対象となるコースです。
③ Ⅱコース（発展・標準の2区分）
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発展クラス：難関私大志望。評定目安 3.7〜3.9程度。
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標準クラス：中堅私大志望。評定目安は3.5前後。
Ⅰコースよりややハードルは下がるものの、しっかりと学力が求められる進学コースです。
④ Ⅲコース（クラブ選抜）
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高校で強化されている部活動（野球、ラグビーなど）に所属する生徒対象
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評定よりも、中学での実績や将来性が評価される
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高校からスカウトを受けている生徒も対象
部活動に本気で打ち込みたい生徒におすすめのコースです。
◆ 農大二高は県内トップレベルの私立高校
農大二高は、県内の私立高校の中でも全体的に最もハイレベルな学校のひとつです。
特に併願で受験する生徒は、
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高崎高校
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高崎女子高校
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高崎経済大学附属高校
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高崎北高校 など
といった県内上位校を第一志望とする学力上位層が中心です。
そのため、農大二高を併願受験する場合でも、偏差値60前後が一つの目安となります。
◆ 中1・中2生へのメッセージ
現在、中学1・2年生で「農大二高を単願で受けたい」と考えている場合、評定（内申点）対策が非常に重要です。
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評定は1年生の成績からカウントされます。
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特に「定期テストの点数」と「提出物・授業態度」が評定に直結します。
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副教科も含めて9教科すべてが評価対象です。
将来の選択肢を広げるためにも、今のうちから定期テストにしっかり取り組むことをおすすめします。
◆ 次回予告
次回は「前橋育英高校」についてお伝えいたします。
入試方式・コース内容・併願の難易度などを詳しく解説いたしますので、ぜひご覧ください。
[2024-11-28]