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私立高校入試単願受験(いわゆる推薦)について③/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ

 

皆さんこんにちは!

 

今回が最後になりますが、私立高校入試について(主に単願)こちらに書かせていただきます。

 

今回は「明和県央高校」についてです。

うちの塾に限ってのことかもしれませんが、「併願受験」で生徒が最も多く受験するのが「明和県央高校」になります。理由の一つは渋川市内や近隣の町村から最も近い私立高校がこちらになるからだと思います。

おそらく、近隣中学校でも同様なのではないかと思います。

 

それでは明和県央高校の受験概要についてお伝え致します。

 

推薦入試では大きく分けて「学業推薦」、「特色推薦」、「スポーツ推薦」の3つになります。

 

「学業推薦」の基準は細かく分かれており、「特別進学コース」、「N進学コース」、「進学コース」によって、必要な評定は異なります。5教科3.0以上は最低必要だと思っておいた方がよろしいかと思います。「1」がないことは必須条件になります。

また、欠席日数の目安は3年間で20日程度のようです。

欠席日数や「1」がないといったところは統一の条件になります

 

「特色推薦」は「英検・漢検利用」、「部活動、学外活動利用」推薦になります。「英検・漢検利用」は英検漢検で3級以上が条件のようです。こちらを利用すると、評定や学力試験の結果にもよりますが、C合格以上は確約されるようです。「部活動、学外活動利用」は「進学コース」のみのようです。「英検・漢検利用」のような特典(C合格以上)のようなものはないようです。

評定はやはり最低3.0以上は必須だと思います。

 

次に「スポーツ推薦」です。こちらは明和県央高校が指定する部活動だけが対象のようです。

ラグビー、剣道、バレーボール、野球が指定部活動になっています。

条件は他とほとんど変わりませんが、「県大会出場以上」などといった中学での部活動成績が条件として必要になっている場合もあります。

 

 

最後に併願についてです。

併願は「奨学生入学試験」でA日程とB日程にわかれますが、ほとんどがA日程で受験し、B日程は合格ランクを目指す生徒が受験することが多いです。例えばE合格だった生徒がD合格へのランクアップを狙って受験するケースです。また、A日程で不合格だった生徒がB日程で再チャレンジというのもあります。

こちらも評定で「1」がないというのはまず最低条件としてあり、評定5教科平均3.0以上は必須になります。また、学力試験では250点程度必要になる場合もありますが、総合評価なので、仮に学力試験では基準に達していなくても、評定がクリアできていたりすれば、合格する可能性もあります。

しかし、学力試験で250点以上取るのは決して易しいことではありませんので、評定3.0以上をまずはしっかり取っておくことが大事だと思います。

尚、評定の算出期間は中学1年生1学期~中学3年生2学期までになりますので、1年生の時から定期テストの勉強や提出物などはしっかりやっておく必要があります。

 

まとめになりますが、単願併願いずれも「評定」の最低基準がありますので、定期テスト前の勉強含め、しっかり取り組んでおくことが大事です。

 

 

 

[2024-12-07]