評定アップが未来を変えた日──高専受験の挑戦が始まる/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
先週金曜日、当塾に通うすべての生徒の中学校で「2学期期末テスト」が終わりました。
今年は学校ごとの日程差が大きく、最も早い学校と遅い学校では約2週間の開き。
そのため、塾としては約1ヶ月間、長丁場となる“テスト前通い放題”が続きました。
ようやく一区切り……。
ですが、中学3年生にとってここからが本当の勝負です。
「三者面談」「入試対策講座」「冬期講習」「私立高校受験」。
目まぐるしく続く40日間の受験ロードが、静かに、しかし確実に始まりました。
今年も、冬期講習期間と私立入試期間を除く毎週末に塾を自習開放する「最後の応援企画」を実施します。
年末年始(12/30〜1/2)を除き、ほぼ毎日塾を開き、生徒たちが迷わず前に進めるように。
ただひたすら、「悔いのない受験にしてほしい」と願うだけです。
◆ 思いがけない“挑戦”との出会い
そんな中、ある生徒が静かに、しかし確かな声で言いました。
「先生、高専の推薦を受けます。」
それまでその名前が一度も出てこなかった学校でした。
保護者様に伺っても、「推薦をもらえるとは思っていなかった」と驚かれていました。
高専の推薦基準は高く、以前の評定からすれば正直厳しい…そう見られていたのは事実です。
しかし、その生徒は2学期の評定を大きく伸ばし、基準に“滑り込みで到達”しました。
これは偶然ではありません。
努力してきた日々が、静かに積み重なり、誰にも言わずに挑んでいた頑張りが、
ある日突然「結果」という形になって現れたのです。
ただ、この生徒にとって
第一志望はあくまで公立高校。
高専は「挑戦してみたい」「もし合格をつかめたら嬉しい」という、“もう一つの夢”でした。
◆ 夢に向かって踏み出す“勇気”を支えたい
推薦も、受験のチャンスも、実力が伴わなければ決して手には入りません。
そしてその一歩を踏み出す勇気は、何よりも尊いものです。
本番まで残り1ヶ月半。
塾としても推薦に向けたサポートをできる限り行っていく次第です。
しかし、この挑戦は一度きりではありません。
たとえ推薦で届かなくても、高専には一般入試という道があります。
もちろん、公立高校という第一志望への挑戦も変わりません。
どの道を選んでも、迷わず進めるように。
どの入試になっても、胸を張って挑めるように。
生徒の「やりたい」を守り、
生徒の「叶えたい」に寄り添い、
そして最後に「やってよかった」と思える受験にしてもらうために——
塾として、最後まで全力で支え続けます。
[2025-11-30]