1年生は土台づくり、2年生は助走、3年生は総仕上げ――2学期期末テストの意味を知ろう/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
来週水曜日から、いよいよ2学期期末テストの「2週間前通い放題」が始まります。
この期末テストが終われば、いよいよ冬休み、そして年明けには3学期が始まります。
学年としてはまだ2月の学年末テストを残していますが、年内最後の定期テストという意味で、今回の期末テストは非常に重要です。
ここでしっかりと結果を出せるかどうかが、次の学年・そして高校入試への流れを左右します。
中学1年生:勉強スタイルを確立するタイミング
1年生にとって今回で定期テストは3回目。
そろそろ「自分なりの勉強スタイル」を確立しておきたい時期です。
小学生の延長のような感覚で「とりあえずテスト前だけ頑張る」では、今後の成績アップは難しくなります。
次学年からは学習内容が一気に難しくなりますので、普段からコツコツ取り組む習慣をこの期末テストで固めてほしいと思います。
中学2年生:入試まで残り“約1年”
2年生にとっては、いよいよ入試まであと約1年です。
特に私立高校は毎年1月10日前後に選抜試験が行われます。
勉強習慣がまだ十分でない子や、成績に伸び悩んでいる子は、今から準備を始めないと間に合いません。
今のうちに「勉強のリズム」を作っておくことで、3年生のスタートがまったく違ってきます。
進路は「どこでもいい」ではなく、自分の将来を決める大事な分岐点です。
高校生になるということは、もう“大人への入り口”に立つということ。
この冬をきっかけに、自分の将来と真剣に向き合ってほしいと思います。
中学3年生:内申を決める大切なテスト
3年生にとっては、この期末テストが内申を決定づける最後の大きな定期テストになります。
高校入試で提出される内申書には、中1の1学期から中3の2学期までの評定が記載されます。
つまり、ここでの頑張りが内申点に直接影響します。
群馬県教育委員会の発表によると、
各高校は「特色型選抜」や「総合型選抜」を学校ごとに実施していますが、
内申と学力検査の比率以外はほとんど公表されていません。
唯一、県内トップの前橋高校だけが詳細を公開しています。
1・2年生の評定点は各110点(計220点)、3年生は220点と、3年生の成績が2倍の重みを持つ仕組みです。
つまり、3年生での頑張りが大きな挽回チャンスになるということです。
この学校に限らず、他校でも同様の考え方があるはずです。
最後まで全力で取り組むことに、決して無駄はありません。
テスト勉強は「継続」こそが力になる
当塾では、こうした背景を踏まえて
「テスト2週間前通い放題」や「理社マラソン」を継続的に行っています。
これは単なる“テスト前の詰め込み”ではなく、
自分から勉強できる力を育てるための仕組みです。
理社マラソンは昨年の1学期期末から実施し、ほぼ全員が参加する人気の取り組みになっています。
その成果もあり、多くの生徒が大幅に成績を伸ばしています。
「頑張っている仲間に追いつけ、追い越せ」。
そうした前向きな空気の中で、みんなが努力を続けています。
最後に
定期テストは“点数を取るためのイベント”ではなく、
次の学年、そして高校入試につながる大切な節目です。
苦手な子ほど早めに動くこと。
目標のある子ほど計画的に進めること。
その積み重ねが、1年後の結果を大きく変えます。
この期末テストを、次へのステップに。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
※前橋高校の選抜詳細は、学校公式サイトに掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。
[2025-10-25]