2学期中間テストの振り返り/塾長ブログ
テストの結果よりも大事なこと――「振り返り」の習慣を育てる
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さま、こんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
2学期中間テストが終わり、ほとんどの中学校ではテストの返却が始まっている頃かと思います。
(※一部の学校では今回中間テストを実施しないケースもあります)
保護者の皆さまも、お子様の答案や点数をご覧になっているのではないでしょうか?
その際、ぜひお願いしたいことがあります。
テストは「結果」よりも「振り返り」が大事
私たちがいつもお伝えしているのは、点数そのものよりも、「なぜその点数になったか」をしっかり考えることの大切さです。
テストは受けっぱなしにするものではありません。
結果だけを見て「良かった」「悪かった」と一喜一憂するだけでは、次につながる学びにはなりません。
当塾で取り組んでいる「振り返り面談」
当塾では毎回テスト後に「振り返りシート」を全員に書いてもらっています。
そして、私と一対一での面談を行い、自分の言葉で「どうしてこの点数になったのか」を説明してもらいます。
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どこができたのか?
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なぜできたのか?
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どこができなかったのか?
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どうすれば次はうまくいくのか?
これを言葉にする(=言語化する)ことで、思考が整理され、次の行動が変わってきます。
保護者の方にお願いしたいこと
「何でこんな点数だったの!?」と、つい言いたくなる気持ちもよくわかります。
でも、問い詰めるのではなく、一緒に「原因と改善策」を考える時間を持っていただけると、お子様の意識が大きく変わります。
たとえば、
「今回は国語が上がったね。何か工夫したの?」
「英語はどうして点数が下がったと思う?何か思い当たることあるかな?」
…と、対話する姿勢を大切にしてみてください。
子ども自身も「やらなかったから悪かった」と自覚していることが多いものです。そこを感情的に責めてしまうと、自己防衛として言い訳ばかり上手になる子になってしまいます。
子どもと一緒に「次どうするか?」を考える
「良かった教科の要因」「悪かった教科の原因」を言葉にして整理し、次のテストに向けてどうしていくか。
これは勉強に限らず、大人になってからも必要な「課題解決力」の基礎です。
ぜひ、ご家庭でも“振り返る習慣”を一緒に作っていっていただけたらと思います。
最後に:実際に使用している「振り返りシート」
私たちが実際に面談で使っている「振り返りシート」もご紹介しております。
ご希望の方にはご覧いただけるようにしておりますので、参考にしてみてください。
次回の期末テストへ向けて、また新しい一歩を一緒に踏み出していきましょう。
何かご相談などございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
[2024-10-02]