3.0 この数字の意味がわかりますか?(塾長ブログ)
先日、群馬県内を中心とする私立高校の入試説明会に参加してきました。塾を開校した時はコロナ禍ということで、このような説明会は一切中止となっていたため(4年ぶりだそうです)、今回初参加致しました。とても勉強になりました。HP等で調べるだけではなかなかわからない数値的なところも知ることができ、今後の受験指導にも大いに役立ちました。説明会に参加する前に一番聞きたかったことを聞くことができたので、それも良かったです。私が一番聞きたかったことは、推薦(単願)、併願した場合のボーダー点数や、評定平均についてでした。その中でも評定平均においては、推薦入試の場合にはとても大きなウエイトを占めてきます。そのため、私に限らず、実際に受験する生徒様や保護者様にとっても気になるところだと思います。この場で学校別にお示しすることはできませんが、私の記憶に大きく残っていた数値が3.0でした。3.0というのは評定平均のボーダーです。つまりこれを下回ると合格は難しい(内申だけでなく、学力テストも行うので、これを下回ると絶対無理かと言ったらそうではないようですが)というラインです。多くの学校が3.0というのが一つの大きな目安になるということを知っておいていただきたいと思います。(単願、併願問わずです)是非一度、ご自分のお子様の定期テストの点数や順位だけでなく、評定平均を確認していただきたいです。(群馬の公立高校は1年生~3年生の2学期まで、私立高校も一部を除いては公立同様の期間が評定平均の対象期間になります)その状況を踏まえて、早めに対応することは必要かと思います。実際に早めに対応するとはどういうことか、具体的に説明致しますが、一つはお子様の成績(いわゆる通知表というもの)を一度確認し、高校入試に必要な評定などについてお子様と話をしていただくこと、二つ目は「定期テスト」(中間、期末テスト)にどうやって取り組んでいくかです。「定期テスト」の点数(提出物をしっかり期日までに提出という前提条件はクリアした状態)を上げることが評定を上げるためには必須条件になります。これは私立に限ってのことだけではありません。今年から入試形態が変わった公立高校においても今までと変わらず、内申も重要な要素であります。しっかりと計画を立てて、「定期テスト」に臨むことが必要になります。当塾の宣伝になってしまいますが、だからこそ、「テスト2週間前通い放題」(追加料金なし)というものを開校以来ずっとやり続けています。皆が皆、高校入試のような一発試験に強いわけではありません。コツコツやることが得意な子もいます。一発試験には強くないけど、コツコツやることが得意な子は、内申(評定)を良くして、勝負することもできます。だから、1回1回のテストをしっかり取り組んでおくことは入試においてとても重要になってきます。しかし、その重要性など話をしても「うちの子全然勉強やらないんです」という保護者様もいらっしゃると思います。だから「塾に通った方が良いです」というつもりは全くありません。何故なら「塾に通う」=「成績が上がる」(勉強習慣が身に付く)というものではないからです。塾をやっている人間がそんなことを言うのもおかしい話ですが、塾に通って勉強する時間はせいぜい、週3~4時間程度だと思います。それで成績が上がったり、勉強習慣が身に付くことは到底あり得ません。1週間にならせば、1日30分程度にしかなりません。それで何が身に付くか?成績が上がるのか?保護者様の経験から考えればわかると思います。ただ、毎日(週5回)通って、5教科全教科学習するとかであれば話は違ってきます。家で勉強する分(毎日2時間勉強する子はかなり少ないはずです)を塾で学習するようにすれば、それは習慣化され、成績が上がる可能性は十分に考えられます。家で2時間勉強を毎日続けるのは本当に大変なことです。部活で疲れて寝てしまったり、部屋に籠ってゲームかYouTubeを観ている状況だと思います。そういったことは保護者様もよくおわかりだと思いますが、現実的に週5回通塾するというのは難しい(送迎等の問題や授業料などの問題)と思います。だからせめて、テスト前だけでも毎日でも通って集中して勉強する環境を提供したいという思いで(基本的には土日も休まず開校します)「テスト2週間前通い放題」(追加料金なし)という仕組みを作りました。当然質問対応もしますが、基本的には自分で事前に立てた計画(以前のブログでお示ししました)を基に勉強するスタイルですので、自主性も養われると思います。ご興味のある方は是非お問い合わせください。
[2023-10-01]