こども新聞・中高生新聞/塾長ブログ
【「こども新聞・中高生新聞」購読終了のお知らせと今後の取り組みについて】
近隣小中学校に通学されているお子様をお持ちの保護者様へ
こんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今回は、当塾でこれまで設置していた「こども新聞・中高生新聞」についてのお知らせと、それに代わる今後の取り組みについてご報告させていただきます。
◆ 約3年間、新聞を設置してきた理由
当塾では、「少しでも活字に触れる機会を」「自分から情報を得る力を育てたい」という思いから、約3年前より『読売KODOMO新聞』と『読売中高生新聞』の購読を続けてまいりました。
教室に置いて自由に読めるようにしておりましたが、残念ながら読んでいたのは一部の生徒のみで、その生徒が卒業して以降は、ほとんど手に取られることがなくなってしまいました。
◆ 新聞を一旦停止する理由
新聞は、興味の有無に関わらず幅広い情報に触れられるという点で、非常に良質な教材だと私は考えています。
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自分の興味のないことにも自然と目を通すきっかけになる
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社会全体の動きや話題に触れることができる
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読解力、要約力、思考力が養われる
といった点で、国語力や表現力の土台を作るのに最適なツールだと感じていました。
しかし、実際に誰も読まないとなると、設置の意味が薄れてしまいますし、限られたスペース・資源を有効に活かすためにも、9月いっぱいで一旦購読を終了することにいたしました。
◆ 今後は「読書環境の充実」を図ります
新聞の代わりに、今後は本の種類や冊数をさらに充実させていく方針です。
というのも、本については授業の休憩時間などに手に取る生徒が新聞よりも多く、興味を持って読む姿がよく見られます。
特に、物語を読むことで「読解力」や「想像力」が育ちますし、ジャンルによっては語彙力・知識力の向上にもつながります。
今後は、生徒が気軽に手に取れるような読みやすく、かつ学びにつながる書籍を中心に、少しずつ本棚を拡充していく予定です。
◆ 最後に
新聞の設置は終了しますが、「活字に触れることの大切さ」は、今後も変わらず伝えていきたいと思っています。
また、もし良い活用方法やイベント企画(たとえば新聞記事を使ったディスカッションやまとめ学習など)が思いついた際には、改めて新聞の設置を検討する予定です。
引き続き、生徒たちが「読む力」「考える力」を自然と育めるような環境づくりに努めてまいります。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
新聞写真・本写真
[2024-08-29]