高校はゴールじゃない—合格後に待っている現実/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
昨日に引き続き、「高校合格報告会~合格者が語る“本当の受験”~」の内容をお伝えします。
今回は、高校2年生から話してもらった「高校生活のリアル」についてです。
中学生にとって、高校生活はどうしても“イメージ”で捉えがちです。
しかし実際には、そのイメージと現実の間には大きな差があります。
そこで今回は、中学生が本当に知りたいであろう内容を事前にこちらから提示し、具体的に話してもらいました。
まず印象的だったのは、1日のスケジュールです。
朝早く(6時に)起きて登校し、授業や部活をこなし、帰宅後も勉強。
何となく想像はできても、「毎日それを継続している」という事実の重みは、中学生にとって想像以上だったはずです。
次に、中学校と高校の一番大きな違い。
「同じくらいの学力の人が集まる」という環境です。
中学校ではある程度の差があっても、高校ではそれが一気に縮まります。
その中で努力をしなければ、あっという間に下位層に入ってしまう。
これは、厳しいですが現実です。
そして最も反応が大きかったのが、勉強時間です。
平日5時間、休日10時間。
この数字を聞いた瞬間、会場の空気が変わりました。
ため息のような反応があったのも無理はありません。
ただ、ここで大事なのは「大変そうだな」で終わることではありません。
高校はゴールではなく、むしろスタートです。
そのスタート地点でどれだけ本気になれるかが、その後を大きく左右します。
また、テストの頻度も特徴的です。
定期テストに加えて模試もあり、ほぼ毎月のように評価され続ける環境。
中学3年生と同じ、もしくはそれ以上の緊張感の中で日々を過ごしていることになります。
一方で、楽しいこともあります。
学校行事や文化祭、仲間と何かを作り上げる経験。
そして定期戦のような、全体で一つになる瞬間。
こういった経験があるからこそ、厳しい日々も乗り越えられるのだと思います。
そして個人的に一番深いと感じたのが、
「中学生のうちにやっておけばよかったこと」です。
・高校がゴールではないという意識
・英単語帳1冊のやり切り
・高校見学
特に「周りとの差を感じた」という言葉は重いです。
すでに将来を見据えて動いている人がいる中で、自分は何も考えていなかった。
この差は、入学後に一気に現れます。
最後に、後輩へのアドバイス。
「高校は覚悟を持って入ってほしい」
この一言にすべてが詰まっています。
楽しいこともある。
でも、それ以上に大変なことも多い。
その現実を受け止めた上で、それでも前に進めるかどうか。
さらに印象的だったのは、この生徒自身の変化です。
最初の定期テストでは280人中180位前後。
そこから現在は30位まで上昇。
これは才能の話ではありません。
「才能がないなら、その分やる」
この考え方を本気で実行した結果です。
今回の話を通して感じたのは、
環境が人を変えるのではなく、環境の中でどう行動するかが人を変えるということです。
そしてもう一つ。
人は1年でここまで変わることができる、という事実です。
今回登壇してくれた彼は、
以前とは比べものにならないほど、自分の言葉で堂々と話していました。
その姿を見て、「成長したな」と心から感じました。
きっとこれからも、自分の目標に向かって進んでいくはずです。
高校合格は通過点です。
その先でどう生きるか。
どう努力するか。
今回の話が、そのきっかけになればと思います。
またいつでも来てください。
近況でも、悩みでも、何でも聞かせてほしいと思っています。
[2026-04-21]